ノルウェー出身のジャズ・ギタリスト、
ヤコブ・ヤングが、同国の新世代女性ジャズ・ヴォーカリスト、
シーリル・マルメダール・ハウゲとデュオを結成。10月24日(水)に日本デビューとなるアルバム『
ラスト・シングス』(BG-010 2,400円 + 税)をリリースし、12月に来日公演を開催。12月7日(金)栃木・那須野が原ハーモニーホール 小ホール、8日(土)神奈川・横浜市栄区民文化センター リリスホール、12月9日(日)東京・武蔵野スイングホール、10日(月)東京・新宿文化センター 小ホールの4公演が発表されています。
ヤングは幼少期よりジャズに親しみ、母国のオスロ大学を経て米ニュースクール音楽大学に進学。卒業後もニューヨークに留まり演奏活動を続けました。1995年に
ニルス・ペッター・モルヴェルや
ラリー・ゴールディングスらが参加した初のリーダー作『This Is You』を発表。96年に帰国した後もコンスタントにリリースを重ね、2002年にはノルウェーの世界的シンガー、
カーリン・クローグとデュオ作『
ホエア・フラミンゴス・フライ』をリリース。その後、ECMの総帥
マンフレット・アイヒャーに認められ、同レーベルより『
イヴニング・フォールズ』(2002年)、「SIDEWAYS」(2007年)、「FOREVER YOUNG」(2014年)の3作を発表。現在も多数のアーティストと共演するなど、積極的な活動を展開しています。
ハウゲは1992年、ノルウェー生まれ。北欧らしい透明感と柔らかく美しい歌声で注目を浴びています。複数のユニットでプロジェクト・リーダーを務め、〈オスロ・ジャズ・フェスティヴァル〉をはじめ国際的なイベントに出演。
ラーシュ・ヤンソンや
マティアス・アイクら著名アーティストと共演を重ね、国内外で公演を行なっています。ヤングとはオスロの名門スタジオ「レインボー・スタジオ」でのレコーディングをきっかけに共演し、デュオを結成。本作の完成に至りました。