京都の大学に通いながら活動するシンガー・ソングライターのアマイワナが、新曲「正しい乙女」を11月20日(金)に配信開始し、ミュージック・ビデオを公開。あわせて、12月18日(金)に2nd EP『恋せよ惑星』をリリースすることを発表しています。
アマイワナは、2000年1月1日に京都に生まれ、14歳の頃からライヴハウスを中心に音楽活動を開始。趣味は読書、昭和研究、ポエトリー・リーディング、俳句で、中でも昭和研究においては、日本テレビ『今夜くらべてみました』で披露するなどメディアでも注目されるほどです。音楽作品、ジャケット、ポスター、フライヤー、グッズ、会報、映像など、ほとんどのアートワークを自身で行なっているマルチ・アーティスト。新しいのに、どこか懐かしいエレクトロ・ポップ弾き語りで、すでに確立された個性を見せ、甘い声にキャッチーなメロディ、女の子の心情をアイロニックに表現した歌詞が特徴的です。自主制作CDが、関西タワーレコード「タワクル」にて44週連続トップ10にランクインし続けたほか、
スガシカオ 主催〈スガフェス〉の大阪・大阪城ホールでのオープニング・アクトなど多数のイベント出演を果たしています。
また、TV-CMカバヤ食品「塩分チャージタブレッツ」の歌唱や、ラジオCM「日産リーフ」のナレーションを行なうなど、声にも定評があるほか、“MOOSIC LAB 2017”映画『左京区ガールズブラボー』では初の主演を務め、2020年には注目のオンライン演劇『泊まれる演劇 In Your Room ANOTHER DOOR』に出演するなど、女優としても活動中。ほかにも、
やついいちろう 主催の〈YATSUI FESTIVAL! 2019〉でキャンペーン・ガールに選ばれるなど、音楽を中心としたカルチャーの中で異彩を放つ次世代アーティストです。
「正しい乙女」は、作家である
嶽本野ばら の作品に影響を受けた出来事や、自身の実体験を元に制作された楽曲。アマイワナが思い描く正しい乙女の生き方を綴った1曲で、楽曲アレンジには今作も
ワンダフルボーイズ のアツムワンダフルが参加し、哀愁漂うサウンドの中に鳴るエネルギッシュなギター・リフが印象的です。ミュージック・ビデオは、7月にリリースした「新生活」のジャケット・ヴィジュアルを担当した吉岡美樹が監督を務め、コマドリやGIFアニメーションを用いた作風が特徴的な映像となっています。また、本作のMVで身につけているレオタードやレトロなワンピースなどの衣装は、全てアマイワナの私物を着用しており、他人の目や意見を気にせずに自分の好きな服を着て歌うという意思を表しています。
そして、12月18日(金)リリースの2nd EP『恋せよ惑星』にも「正しい乙女」が収録されています。収録の詳細などは、アマイワナのSNSにてご確認ください。
[アマイワナ「正しい乙女」セルフライナーノーツ] 嶽本野ばらさんの作品『ミシン』や『下妻物語』などに影響を受けており、今年、嶽本野ばらさんご本人にお会いしたその日に生み出した曲です。乙女とは『自分が思う美徳が一番重要であり、人の目や人の感覚は関係ない』というプライドをもった女の子のこと。それでも迷ったり、不安になることもあるけれど、それは他人から毒を飲まされているだけなのよ。自分を信じていればいいのよ。チャンスが来る順番なんて神様のただのいたずらだから、そして必ず自分の番は来るのだから、曲げずに自分が思うエレガントを貫いていくのよ。という自分の体験から描いた曲です。 VIDEO