ニュース

Buffalo Daughter、ツアー最終日の小倉公演に中村達也のゲスト出演が決定

バッファロー・ドーター   2019/06/19 13:17掲載
はてなブックマークに追加
Buffalo Daughter、ツアー最終日の小倉公演に中村達也のゲスト出演が決定
 現在開催中のBuffalo Daughterのライヴ・ツアー〈25+1 Party〉の6月29日(土)福岡・北九州 小倉FUSEで行われる最終公演に、中村達也が出演することが決定。中村はツアー初日の東京公演にも出演しており、“とても楽しかったので、もう一度共演したい”とのリクエストで再共演が急遽実現。〈25+1 Party〉は、「V2レコーズ」在籍時にリリースされ人気の高い『Pshychic』(2003年)と『Euphorica』(2006年)の初アナログ化を記念した“ゲストとともに2タイトルを全曲を再現する”ライヴ・ツアーです。

 また、北九州・小倉はメンバーのシュガー吉永の生まれた場所で、ライヴを行なうのは初めてとのこと。吉永は、「こんな楽しいツアーのファイナルがそんな町だなんて、なんか既に縁起がいい。間違いなく面白い夜になると思うので、ぜひ見に来て欲しい!」とコメントしています。

[ライヴ・レポート]
〈25+1 Part〉神戸(6月14日)・京都(6月15日)公演
文: suGar Yoshinaga

 今回のツアー、各地ゲストとの共演が本当に予想がつかない面白さで、メンバー全員とても楽しんでいるのですが、東京公演の豪華多彩なゲスト5名の大打ち上げ花火大会に続き、神戸、京都公演では各夜ゲスト一人ずつ。しかしその内容の濃さ、面白さはまた特別なものがありました。

 神戸のゲスト和田晋侍くん。事前のリハや当日のサウンドチェックの確認ではとても丁寧なドラムを叩いてくれて、頼んだ曲も歌モノで展開や構成もしっかりある感じだったので生真面目にさせちゃって申し訳なかったかなと思いきや、本番では一転、晋侍突然野獣と化す(笑)。私たちバンド全員の導火線に火がつき、今まで体験したことのない野獣ゾーンへ。もはや全員アンストッパブル、最高に面白い"競演"になりました。

 京都のゲストは山本精一さん。精一さんはギターはもちろんですが、歌が本当に素晴らしく私は大好きなので、Lost Guitarというサイケデリックな曲で歌を一緒に歌ってほしいと思っていました。この日のライブでは、ギターを持たずに登場した精一さんが、なくしたギター(lost guitar)に「プリーズ・カムバック」と、歪んだディレイのかかった声で前半ひたすら歌い続ける。この曲、私の母が私の大事にしているオールドギターのケース(オールドなので汚れて壊れかかっていた)を捨ててしまったショックで書いた曲なので、その歪んだサウンドのサイケデリック感がlost guitarへの(実際はケースなんだけど)やるせない気持ちとなって京都メトロの空中を漂います。「プリーズカムバック」連呼のサイケな空間がメトロを埋め尽くし始めた曲の中盤、バンドの音は静かになり、戻ってきて欲しい(カムバック)と小さく呟き、静けさが訪れます。そしてその時、ステージ上に精一さんの"あの"ヘッドレスギターが運び込まれ、爆音とともに精一さんのギターソロが始まったのです。もうこの先は20分くらいソロが続いてもいいと思う、私個人的には大好きなグルグルな世界が繰り広げられたのですが、この日はライブ終了時刻が決まっていたので、そこまでのエクステンデッド・サイケグルーヴは次回以降に取っておき、次の曲Winter Songへと続きました。

 後半再度精一さんが登場したのは、Deo Volente。山本ムーグが意味不明の言葉で混沌の世界へ引きづりこんでいくブルージーなアヴァンパンクです。精一さんとインプロ的にギターを弾き合って、楽しかった〜!

 パンクから続く世界は宇宙。Buffalo Daughterの結成時から形を変えながらずっと演奏し続けている曲「303 Live」でも精一さんと共演です。私はギターを置いてTB-303とTR-606を弄り、大野はミニモーグを弾く、BDの中でもエレクトロニクス色の強い曲に精一さんのギターが入ると…めちゃくちゃアヴァンギャルドなロックになりました。アヴァンギャルドなのにグルーヴィ! 今までにない303 Live、すごく面白くてめちゃ踊っちゃいました。

 精一さんには今回のツアーゲストの中で最も多くの曲に参加(Lost Guitar, Winter Song, Deo Volente, 303 Live, Pshychic A-gogoの5曲!)して頂き、無茶振りに応えて頂きました。ありがとうございました。

 ツアー、残るはあと一日、小倉FUSE。

 東京公演のゲスト出演だけでは飽き足らぬということで急遽小倉公演にも再登場となった中村達也さん、音合わせする度に違うことをしてくれるので、これも予想がつかず楽しみでなりません。実は生まれた町である小倉、ライブやるのは人生初です。こんな楽しいツアーのファイナルがそんな町だなんて、なんか既に縁起がいい。間違いなく面白い夜になると思うので、ぜひ見に来て欲しい!小倉で会いましょう!


Buffalo Daughter〈25+1 Party〉
sv54.wadax.ne.jp/~east-w-co-jp/fuse/index.php
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] “あーた”から“AATA”へ 注目のシンガー・ソングライターがその音楽人生を振り返る超ロング・インタビュー![インタビュー] KAITO もう一回自分を“ここ”に戻してくれた音楽たち
[インタビュー] ケイコ・リーが70〜80年代洋楽ヒットなどを歌う[インタビュー] 日本のパンク・シーンに登場してから35年! 今も走り続けるNICKEYがベスト盤とミニ・アルバムを発表
[インタビュー] 進化するKIRINJI “シティ・ポップ”で“夜の匂い”のする14thアルバム[インタビュー] Carpainter ジャパニーズ・テクノへの懐古と再構
[インタビュー] chay 「今の時期だからこそ歌えた歌」心の成長や変化が昇華された新作[インタビュー] みずからを解き放ち、どこへでも自由に羽ばたいて行ける――ミロシュの復帰第1作『サウンド・オブ・サイレンス』
[インタビュー] 大阪在住の4人組、POP ART TOWNの1stアルバムに満ちるフレッシュなポップ・センス[インタビュー] 大切なのは生活リズムのメリハリ。“睡眠研究の権威” 西野精治教授が監修する眠りと目覚めのクラシックCD
[インタビュー] のろしレコード 松井文、折坂悠太、夜久一、シンガー・ソングライター3人が出会って生まれた歌[インタビュー] ピアニスト、ユップ・ベヴィンが映画『楽園』に提供した寂しさと希望の共存する音楽
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015