直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的小説を、『三月のライオン』や『ストロベリーショートケイクス』で知られる矢崎仁司監督が映画化した『無伴奏』（3月26日公開）。成海璃子、池松壮亮、斎藤 工という豪華キャストにも注目したい本作、主題歌となる北海道・札幌在住のロック・バンドDrop'sの新曲「どこかへ」が3月16日（水）から配信されます。なお、Drop'sが映画主題歌を手がけるのは今回が初となります。

　Drop'sのメンバー、中野ミホ（vo）は主題歌用に別な曲を書き上げていたそうですが、矢崎監督からの“たったひとりに向けてのラブ・ソング”というオーダーに応え、監督と何度も電話やメールを交わしながら新たに書き下ろしたとのこと。強い気持ちが伝わる、Drop'sならではのラブ・ソングとなった「どこかへ」、この3月に行なわれるツアー〈Drop's 2016 TOUR MARCH WITH ME〉でも披露される予定です。

「どこかへ」を初めて聞いたのは、映画の完成試写でした。
この作品につく音楽としては最初は意外に思いましたが、エンディングで
聞いていると不思議と映画の雰囲気と合っていて、とても感激しました。
――成海璃子

素晴らしかったです。
1960年代70年代の声を現代の普遍的な声として主題歌にされていて、
『無伴奏』という作品世界を底上げしてもらえたように思います。
映画と共に、どこかへ届く事を願っています。
――池松壮亮

（C）2015「無伴奏」製作委員会