エルトン・ジョン（Elton John）が贈るラスヴェガスでの人気コンサート『ザ・ミリオンダラー・ピアノ』が、4月2日（水）と3日（木）の2日間限定で、全国5ヵ所の映画館にて上映されます。先日来日公演を行なったばかりの新進気鋭のアーティスト“トゥー・チェロズ”とともに披露されるヒット曲の数々をスクリーンでお楽しみください。

　60年代から3億枚を超えるレコードセールスを記録、数多くのヒット曲を自らのピアノとともに生みだしたエルトン・ジョン。2004年から2009年にかけて行ない好評だった“レッド・ピアノ”コンサートに続き、さらに音楽とスペクタクルの融合を目指して企画されたのがこの“ザ・ミリオンダラー・ピアノ”コンサートです。

　コンサートでは、「可愛いダンサ−」「僕にせまる自殺の誘惑」「黄昏のインディアン」など初期の名曲や、「僕の歌は君の歌」「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」「ブルースはお好き？」「アイム・スティル・スタンディング」「クロコダイル・ロック」「土曜の夜は僕の生きがい」などの名曲を惜しげもなく披露。壮大なライティングとスクリーンに映し出されるビデオやアニメーションとともに“音楽とスペクタクルの合体”が創り出されるカラフルな空間を捉えた見事な映像として仕上がっています。

　もうひとつの見どころは、日本でも携帯電話のCMに起用されるなど大人気のチェロ・ユニット、ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーによるトゥー・チェロズの参加。画面に大きく映し出される時のオーラはさすがで、エルトン・ジョンの名曲を盛り上げるのに大役を担っている。

　エルトンが愛用するグランド・ピアノは、YAMAHAがこのコンサートのために特別に4年もの時間をかけて製作したもので、亡きジャズ・シンガー / ピアニストのブロッサム・ディアリーにちなんでブロッサムと名付けられました。68個のLEDビデオ・スクリーンがついていて、映像やアニメなどを映すスクリーンにもなり、名曲に彩りを添えるもうひとつの主役となっています。