“ミリオン・デッド”で活躍後、2006年にソロに転身したイギリス出身のパンクフォーク・ロッカー、
フランク・ターナー(FRANK TURNER)が、日本のパンクロック・バンド“
Dizzy Sunfist”をフィーチャーしたニュー・シングル「Do One (feat. ayapeta of Dizzy Sunfist)」を11月29日(金)にリリースしました。
「Do One」は、今年5月にリリースされたフランクの10枚目のアルバム『Undefeated』からのリード・シングル。これまでにドイツのパンクロック・バンド“
ドゥノッツ”との共演ヴァージョン、イタリアのロック・バンド“ファスト・アニマルズ・アンド・スロウ・キッズ”との共演ヴァージョンを発表しています。
新たに発表されたDizzy Sunfistとの共演ヴァージョンでは、Dizzy Sunfistのリード・ヴォーカルのあやぺたから日本語を教えてもらい、フランクは彼女と一緒に日本語で歌唱。ファンに大好評のこの曲が、いっそう楽しいコラボ・シングルとして生まれ変わりました。
「Do One」についてフランクは「このアルバムのために、僕は1曲を選び他言語で歌おうと決めました。リードシングルの“Do One”を最初はドイツ語で、次はイタリア語で、そして今回日本語で歌うことにしました。僕にとっての楽しい挑戦であり、海外のファンに対する敬意も表しています。翻訳を助けてもらったり、とても貴重なコラボの機会を得られました」と説明。
“共通の友人を介して知り合った”というDizzy Sunfistについては「Dizzy Sunfistのアヤとコラボができて、この上なく光栄です。そもそも彼女は素晴らしいバンドの素晴らしいシンガーであり、しかし彼女は素晴らしい先生でもありました。僕がまったく知らない日本語で歌うという難題の克服に手を貸してくれました。彼女はとても辛抱強く、一緒に仕事をするのが楽しい人です。僕への指導と、このトラックの歌唱の両方で素晴らしい仕事をしてくれました。遂に日本のアーティストと仕事ができたこと、そして初めて訪れる日本の計画を立てながら、とても興奮しています」と話しています。
一方、Dizzy Sunfistのあやぺたも「とても素晴らしい曲の日本語バージョンをやらせていただけて光栄です。frankの日本語の歌がかっこよすぎて拳が上がります!そして、NOFXのlast showの時、初めてライブを見させてもらい、アコギ1本で堂々とライブしている姿に心動かされました。かっこいい人がつくったかっこいい曲を一緒にやらせてもらえて最高です!」とコメント。
また、フランクから、日本のファンに向けて「長年ずっと日本でライブを行うことを切に願っていました。それが遂に実現することに、とても興奮しています。正直言って、どんな体験が待ち受けているのかまったく想像もつきませんが、とにかく新しいことを学び、新たな人との出会いを期待しています」とメッセージを贈っています。
なお、フランク・ターナーは、12月10日(火)に東京・渋谷 WWW Xにて単独来日公演を開催。サポート・アクトとして卓真(TAKUMA /
10-FEET)の出演も決定しています。今年5月に、自身設立のレーベルから発表した10枚目のアルバム『Undefeated』が全英アルバムチャートで3位、インディーチャートで1位を記録するなど、高い評価を得ているフランクの初のソロ・ヘッドライナー公演にも注目です。
photo by Shannon Shumaker