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福山雅治、デビュー30周年記念アルバム・タイトルは父親の名前を冠した『AKIRA』に 初のオンラインライヴ開催

福山雅治   2020/10/22 12:44掲載
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福山雅治、デビュー30周年記念アルバム・タイトルは父親の名前を冠した『AKIRA』に 初のオンラインライヴ開催
 12月8日(火)にリリースされる福山雅治の音楽デビュー30周年記念オリジナル・アルバム(通常盤 CD POCS-20021 3,000円 + 税 / 初回限定LIVE映像「ALL SINGLE LIVE」盤 CD + Blu-ray + ブックレット POCS-20915 7,091円 + 税 / CD + 2DVD + ブックレット POCS-20916 7,091円 + 税 / 初回限定LIVE映像「KICK-OFF STUDIO LIVE『序』」盤 CD + Blu-ray + ブックレット POCS-20917 6,800円 + 税 / CD + 2DVD + ブックレット POCS-20918 6,800円 + 税 / 初回限定「30th Anniv. バラード作品集『Slow Collection』」盤 2CD + ブックレット POCS-20919/20 4,091円 + 税 / ファンクラブ限定「BROS.」盤 CD + 2DVD + ブックレット PROJ-1911 6,182円 + 税)のタイトルが、自身が17歳のときに亡くなった父親の名前を冠した『AKIRA』に決定。あわせて、アルバム収録曲を披露する初のオンラインライヴが決定しています。

 福山自身が、父親の他界した年齢に近づいてきた中で生み出された『AKIRA』は、アルバム全体を貫くテーマ。「この曲で僕自身の死生観を描くことで、表現者としてさらなる一歩を踏み出せるのではないか」そんな表現欲求から、自らの精神を救済するかのように生み出された、いわば魂の一曲となっています。

 「“生”を歌うなら、そこにリアティを持たせるために“死”というものと正面から向き合う作品をつくりたい」というデビュー当時からのソングライティングのテーマに対し、人生経験や技法などが「まだそれを表現し得る水準に達していない」と厳しい自己評価を下していた福山。キャリアを積み、年齢を重ね、デビュー30周年の節目を迎えた今、福山は、「父との別離について、30年掛かってやっと書き出すことができた。ただ、これで完結するのではなく、この楽曲は僕自身の死生観をさらに深度深く表現する“始まりの歌”」と、タイトル曲とアルバム全体に込めた想いを語っています。

 これまでにも、祖母との思い出を綴った「蜜柑色の夏休み」や「道標」など、家族を描いた作品はあり、死生観という意味では、「群青〜ultramarine〜」や「幸福論」、「家族になろうよ」といった楽曲群にもその断片は表現されてきました。また、被爆クスノキをモチーフとした「クスノキ」では、長崎出身・被爆二世としてのルーツ、アイデンティティー、平和への希求を楽曲に昇華。被爆樹木を治療するクスノキ基金を立ち上げたほか、同曲をアジア近隣諸国公演でパフォーマンスしたことは、エンタテインメントの一つの到達点として数えられます。

 「クスノキ」が収録されている前作『HUMAN』においても、人間の存在について深く掘り下げてられていたものの「まだ自分の描きたい対象との距離感があった」と振り返る福山。本作『AKIRA』では前作よりも自身の表現欲求に深く踏み込み、17歳の頃に体験した父親の死と真正面から向き合い、脈々と流れ受け継がれてゆく“血”を直視。「“死生観を描く”ということにフォーカスを絞り、焦点をハッキリさせたい」と覚悟を決めると同時に、30周年を迎えて踏み出す、新たな表現の始まりの一歩となる作品となっています。

 収録内容は、日本テレビ系水曜ドラマ「#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」主題歌の「心音」や映画「新解釈・三國志」主題歌「革命」、キユーピーハーフCMソング「幸せのサラダ」をはじめ、2019年以前に発表されたNHK高校野球テーマ・ソング「甲子園」、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』主題歌「零 -ZERO-」、テレビ朝日系木曜ドラマ『黒革の手帖』主題歌「聖域」など話題の楽曲を多数収録。“死生観”を描くとはいえ、死そのものだけでなく、死を見つめることで浮き彫りになる生、その両極の間を時に激しく、時に優しく繋ぐ人生の様々な場面・想いを描いた、彩り豊かな作品に仕上がっています。

 なお、アルバム・タイトルに込められた想いについては、10月24日(土)のレギュラーラジオ「福のラジオ」(JFN38局ネット 毎週土曜14:00〜14:55)、「地底人ラジオ」(渋谷のラジオ他全国17局ネット 22:00〜23:30)にて、福山本人からより深く語られる予定。

 また、12月27日(日)にはアルバム収録曲すべてをパフォーマンスする、自身初のオンラインライヴ〈FUKUYAMA MASAHARU 30th Anniv. ALBUM LIVE〉を実施することも決定しています。コロナ禍の収束が見通せない中、福山は「全てのライヴが中止になったとしてもクリエイティブ活動は止めない」と固く決意して制作活動に没頭、アルバムはついに完成目前。そんな生まれたての作品たちがいち早く届けられるライヴとなっています。10月28日(水)からは、アーティストオンラインショップ「アスマート」にて本公演のオリジナルグッズの販売開始も予定。チケットの販売方法などの詳細は追って発表とのことです。

福山雅治 アルバム『AKIRA』特設サイト
sp.fukuyamamasaharu.com
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