神戸を拠点に、自身の思いを赤裸々に綴ったリリックで真っ向から表現し続けるラッパーの
神門が、15枚目のアルバム『夢』を12月7日(水)にリリース。
短編集『
掌』からわずか1ヵ月、長編集と銘打たれた15枚目のアルバム『夢』。「一握り」が約14分。「夢をあきらめて現実を生きます」が約12分半。「さて、どう生きようか?」が約8分半。就職活動での葛藤を赤裸々に歌った「さて、どう生きようか?」、ラップで食べていくことをあきらめ、公務員試験合格を目指す「夢をあきらめて現実を生きます」、神門を代表する長編2曲を再録して収録。キャリアを重ね習得した熱量で高らかに歌い上げられます。
そして、今作を代表する新曲「一握り」。「好きなことをしてそれで食べていける人なんて、その中でもほんの一握りの限られた人達だけなんやから、まじめに働きなさい」そんな世間的にもよく聞く台詞から始まる本楽曲は、音も様々に形を変えながら、怒涛の言葉達がそこへ重なります。韻、構成、言葉選びが14分という長さをあっという間のものにする圧巻の仕上がり。長尺ながら、3曲ともテイクのつぎはぎは行わず、頭から終わりまで一本のテイクを使用。ごまかしのきかないレコーディング方法で臨んだからこそ生まれる熱量、緊張感、迫力が宿っています。キャリア第1章を完結させる一枚と言っても過言ではない大作となっています。