バイリンガル・ラッパー、
MIYACHI(ミヤチ)が、10月17日(金)にニュー・アルバム『SALARYMAN STRIKES BACK』(サラリーマンの逆襲)をMass Appeal Recordsからリリースしました。
本作は、元サラリーマンとしての経験に基づいたパワフルな10曲入りのマニフェスト。彼が幻滅したサラリーマンを演じる人気YouTubeシリーズ“KONBINI CONFESSIONS”のキャラクターと、ラップのペルソナを初融合し、一体化させたソニックワールドを創造しました。ジャパニーズ・ラップ界の現状に大胆に異議を唱えた「HERO」に続き、MIYACHIは
ナズのアイコニックなレーベルからリリースされるこのアルバムで、日本のラップ・シーンを揺るがしたいという彼の使命を遂に全うしています。
“サラリーマンの逆襲”と題されたアルバムは、死ぬほど退屈で単調な会社生活、社会規範、そして人々が“クール”と称するものに対して、グローバルな影響を織り交ぜた鋭いリリックで本音で反逆したもの。ニューヨークと日本で育ったMIYACHIは、サラリーマン時代の葛藤を曲に昇華させ、社会の圧力や成功の虚飾性に対峙。アルバム全体のトーンはオープニング曲「NANDEYANEN」で定められ、痛みを帯びたリリックと、どこかコミカルでアニメ風のヴォーカルパフォーマンスで綴られています。ハイライト「DO ME」には、ジャパニーズ・ヒップホップ界の重鎮
AK-69がゲスト参加し、莫大なエネルギーで圧倒。その一方で、Kodak BlackやNBA YoungBoy Never Broke Againを手がけるグラミー賞受賞アーティスト兼プロデューサーのDubba-AA(ダブルエイ)がプロダクションを担当した「UFO」では、異次元トラップビートでリスナーを星間旅行へと誘います。また、AIとのロマンスを人間関係のメタファーとして描き、「ONLY」では自身の恋愛についても振り返っています。
東西文化の架け橋となり、本物志向と飽くなき情熱でグローバルヒップホップを再定義した本アルバム。MIYACHIは、「アルバム『SALARYMAN STRIKES BACK』は、社会の常識に縛られず自分らしく生きようと必死に努力する全ての負け犬を象徴している」と語り、「このアルバムは、彼らが立ち上がり、羽ばたくためのサウンドトラックなのだ」とコメントを寄せています。