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入山杏奈の映画初主演作、「ニコニコ動画」や「YouTube」などでは関連動画が5,000万回も視聴された超人気ゲームが実写化を果たした『青鬼』(7月5日公開)。捕まれば喰われる……青鬼が迫りくる恐怖シーンを切り取った、場面写真が公開されました。 なお「ニコニコ生放送」では史上最速上映も決定(7月5日 0:00より有料上映)、また公開記念チャンネル(
ch.nicovideo.jp/aooni)がオープン、7月6日(日)には主演の入山杏奈をはじめキャストが生出演する特番(
live.nicovideo.jp/watch/lv184302696)も予定されています。
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『青鬼』CGディレクター / 土井 淳
オフィシャルインタビュー[土井 淳]
1973年広島県尾道市生まれ。株式会社デジタル・フロンティア ディレクター。
1997年、デジタル・フロンティア入社に入社後、映画、ゲーム、CMなどのCGを手掛ける。代表作は『DEATH NOTE』(06)、『GANTZ PERFECT ANSWER』(11)、『バイオハザード ダムネーション』(12)など。――実写化で苦労したこと。「青鬼を実写化するに当たり、青鬼をどのようなキャラクターに落とし込むかということに苦労しました。まず、ブルーベリーと言われるオリジナルの色合いをそのまま再現すると、実写には馴染まないので、いかにオリジナルのニュアンスを崩さずに“青”の色を表現するかというところに、試行錯誤を繰り返しました。次に、オリジナルのデザインは、頭が大きく、目も大きい、そして身長も3m程あります。こんな奴から逃げられるのか、と思わせるような風貌をしています。それを映画用に、角度によってはカッコ良くも見え、不気味にも見える、そして可愛いらしさも備えたクリーチャーに仕上げました。それから、ゲームでは触れると死んでしまうので、口を開けた時に見える歯はサメに一度咥えたら離さないように、幾重にも並んだ尖った歯にしています。オリジナルの目は黒一色ですが、1度見ただけで、恐怖をいだかせるように、獣の目のような歪な虹彩にしました」
――映画「青鬼」でこだわったポイントについて。「青鬼の表情です。これが一番賛否両論を呼ぶ所だと思います。オリジナルでは、無表情で佇んでいる事が多いですが、映画では、猛烈に狂った感じで、ただひたすらに人を追いかけ、食い尽くす、そんな不気味で凶暴なキャラクターになるように、笑ったり雄叫びをあげたり、表情豊かに仕上げました」
――最後に、読者に向けて一言お願いします。「人によっては、怖くも感じるし、面白くも感じでもらえる、ジャパニーズホラーの殻を破った、キャラクターに仕上がったのかな、と思います」
(C)2014 noprops / 黒田研二 / 『青鬼』製作委員会