『劇映画 孤独のグルメ』のエンディング・テーマ「神様のメロディ」のストイックで感動的なピアノ・インストゥルメンタルを披露したかと思えば一転、ポップスの本来もっている高揚感を独特の距離感で解釈し定義した“ネオJ-POPソング”「それから」をリリースするなど、常にキーボーディストとしての側面とプロデューサーとしての側面を見せてくれる
Kan Sanoが、11月7日(金)にインスト・ソロ・ピアノの新曲第2弾「bedtime story」を配信リリース。
9月にリリースされた「old folk house」に続く「bedtime story」は、繰り返されるフレーズには侘び寂びを、連続する鍵盤のタッチの余韻にはあたたかさを感じさせてくれる一曲。Kan Sano本人でさえも無意識に今までに取り込んだ風景を映し出したインスト作品になっています。
ミックス / マスタリングは、『
Tokyo State Of Mind』(2022年)をはじめKan Sano作品を多く手がけているbig turtle STUDIOSのエンジニア藤城真人が担当。繊細な楽曲の意図を隅々まで表現しています。
また、Kan Sanoは、「old folk house」「bedtime story」も収録された14曲入りピアノ・インストゥルメンタル・アルバム『Mental Sketch』の会場限定CD発売と、本作のリリース・ツアー〈Mental Sketch Solo Piano Tour'26〉の開催も発表。
会場限定CD『Mental Sketch』を携えた本ツアーは、2026年1月27日(火)北海道・札幌を皮切りに全国8ヵ所で開催。前作『Tokyo State Of Mind』制作時からライフワークとしてKan Sanoが制作(スケッチ)していた楽曲をベースに、各会場で異なるアレンジを加え演奏。バンド・セットでのサウンドとは違った繊細なアプローチで、「Sit At The Piano」「神様のメロディ」といった過去の人気楽曲も演奏される予定です。
[コメント]ソロピアノの新曲をリリースしました。
タイトルは「bedtime story」
「old folk house」に続き、今回も即興演奏の曲です。
眠りにつく頃ベッドの中でぼんやり見えた景色、
現実なのか、すでに夢の中なのか、
境目の分からない音の風景が生まれました。
そして、
この2曲を含むソロピアノアルバム「Mental Sketch」を
ライブ会場限定のCDとしてリリースします。
全14曲。即興演奏で作ったどこまでも静かなアルバムです。
ここまで静かなアルバムを作ったのは初めてです。
1月からツアーで全国をまわりますので、
ぜひ会場で手に取ってください。
ツアーはお久しぶりの場所から、はじめましての場所まで。
冬のひとり旅。各地でお会いできるのを楽しみにしています!――Kan Sano