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ELOにオマージュを捧げたプロジェクト「L.E.O.」の唯一のアルバムが、10曲追加で再発

L.E.O.   2021/07/14 13:30掲載
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 ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)への愛情に満ちたオマージュ・プロジェクト、L.E.O.が2006年に発表した唯一のアルバム『アルパカス・オーグリング』に、プロジェクトの中心人物、ブルウの楽曲10曲を追加収録した日本独自企画盤『アルパカス・オーグリング+10』が9月8日(水)に発売されます。

 L.E.O.はエレクトリック・ライト・オーケストラをこよなく愛するミュージシャンやプロデューサーが集まって結成された限定ユニットで、パワー・ポップ界の奇才ブルウを中心に、アンディ・スターマー(ジェリーフィッシュ)、マイク・ヴァイオラキャンディ・ブッチャーズ)、ハンソンジェイソン・シェフシカゴ)、スティーヴ・ゴーマンブラック・クロウズ)、マット・マハフィー(セルフ)、ジョン・フィールズ(プロデューサー)、トニー・ゴッデス(パパス・フリータス)、エリック・バラオ(ザ・コーションズ)、スコット・サイモンズ(ジ・アーギュメント)、ポーラ・ケリーら、“21世紀のオルタナティヴ・ポップ版トラヴェリング・ウィルベリーズ”とも呼べる多彩な才能がメンバーに名を連ねています。

 2006年に発売された『アルパカス・オーグリング』は、ELOとトラヴェリング・ウィルベリーズのエッセンスをたっぷりと取り入れた、ジェフ・リンへのオマージュ、愛情に満ちた甘く切ないメロディに貫かれた超ポップな楽曲満載で、LA Weekly誌には「L.E.O.とは、ELO狂のプロデューサー陣によるスーパー・グループ。ゴリラズmeetsラトルズが〈ザナドゥ〉をやっているような感じである!」との記事が掲載されました。

 ブルウはこのプロジェクトについて「ELOのピュア・ポップなメロディとコード進行が大好きで、ジェフ・リンの出すものはいつも非の打ち所がない。独特のプロダクションも魅力的だった。ある時ELOとともに、ビートルズ、ジョージ・ハリスン、ロイ・オービソン、トム・ぺティ、トラヴェリング・ウィルベリーズなどをプロデュースした時のジェフ・リンの独特のメソッド、スタジオでの手法やテクニックについて、プロデューサーのリック・ルービンが語っている話を聞いたんだ。それを実践してみたいと思ったのが、L.E.O.のきっかけだった。そして、彼のスタイルで新しい曲を作る(そうすることによって彼のソングライティングを研究する機会を与えられる)ことなしには、真の意味でジェフ・リンの音楽を探求することができないと思ったんだ。それに、カヴァーだと大抵の場合オリジナルと比べると色褪せて見えるものだしね。でもL.E.O.でトライした方法は“トリビュート”アルバムへのアプローチとしてとても個性的だと思う。コラボレーションの多くは、じつはオンライン(メールとインスタント・メッセージ)でやったんだ。というわけでこのグループL.E.O.のフルネームはLittle Email Operas(リトル・イーメール・オペラズ:小さな電子メールのオペラ)なんだ」と語っています。

 また、アンディ・スターマー(ジェリーフィッシュ)は「影響を受けやすい若手音楽ファンとして、ELOの存在感はとにかく避けようがないものだったからね。ジェフ・リンのフックやメロディに対する天才的なセンスは、僕の耳に本当にたくさんの珠玉のポップを残している。僕が自分自身の音楽的な言語を開拓するようになったときも、ミスター・リンの影響が明らかに存在していたんだ。退屈なトリビュート・アルバムのオンパレードの中、このCDはユニークだ。カヴァー曲で埋めつくす代わりに……そういうのはいつもオリジナルに遠く及ばないよね……このプロジェクトはELOの音楽的な言語に敬意を表して、そのボキャブラリーを利用してまったく新しい会話を作ろうとしている。その枠組みの中でこれだけ多彩で新しい景色を作り出すことができるというのは、ここに参加している多種多様なアーティストたちの才能だけじゃなくて、ジェフ・リンとELOが作った言語の活力を証明しているんだ」とこのプロジェクトの魅力を語っています。

 追加された10曲は、ブルウのソロの名曲の数々やレア・トラックから新曲まで、初CD化を含むいわば“The Best Of Bleu”。これまでブルウが発表してきた『Readhead』から『To Hell With You』まで5枚のアルバムからの楽曲に加え、2020年に新たに制作された新曲3曲をコンパイルしており、彼の代表曲の一つであり、映画『スパイダーマン』にも使用された「Somebody Else」は、2012年のクラウドファンディングのプロジェクトの一つだった“Redhead Record Club”によって再レコーディングされた音源が使用されています。新曲3曲「Love You So」「Golden Child」「Baby By Your Side」はどの曲もCDに収録されるのは初めてのナンバーばかり。「Golden Child」は、ブルウらしい最高のポップ・ナンバーで、ミュージック・ビデオはトランプ元大統領を皮肉る必見の内容となっています。




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