南 沙織が、1971年6月1日にシングル「
17才」でデビューしてから50周年を迎えるにあたり、アニバーサリー・イヤーの幕開けを飾る第1弾企画として、6枚組CDボックス『シンシア・アライブ』(6CD DYCL-3589〜94 10,000 + 税)を、自身の誕生日である7月2日(木)に発売。
本ボックス・セットは、ソニー・ミュージックダイレクトのオフィシャル・サイト「otonano」にて2019年に実施された「令和にも聴きたい、あなたの南沙織の1曲」を募ったキャンペーン“
Cynthia's Evergreen” に多数のコメントが寄せられ、ファンの熱い思いに後押しされる形で商品化が実現したものです。
選曲・監修を手掛けたのは、自身もファンのひとりで長年にわたり南の楽曲を聴き続け、その魅力をメディアを通じて伝え続けてきた
クリス松村。制作にあたり、全楽曲をじっくり聴きなおして厳選、全シングル34曲はもちろん、全21枚のアルバムからもれなくセレクトされた全110曲に。「名曲『17才』の呪縛があるとしたら、それを一度、解放してみてもいいのではないかという気持ちで、今回のボックスの内容を考えてみました」とクリス自身がコメントしているとおり、これまでの商品にはない斬新な切り口の選曲で、ポップス・シンガー・南 沙織の魅力を再認識させられる内容に仕上がっています。
また、本作収録の全楽曲は、世界的に知られるエンジニアのGOH HOTODAによる最新リマスターが施されており、南自身も「マジックのよう」と絶賛する究極のクオリティで仕上がっています。加えて、これまで未発表だった楽曲「苦いレモン」(作詞:
松本 隆 作曲:
筒美京平 編曲:
大村雅朗 1994年録音)もGOH HOTODAのミックスで仕上げられ、初収録されるとのこと。
さらに、歌詞ブックには、クリス松村による南 沙織へのロング・インタビューの掲載や、3,300枚あまりの中から選ばれた写真を多数使用しているなど、ボックス・セットならではの豪華仕様となっており、昭和のアイドルの枠には収まりきらない、“南 沙織のポップス”のエバーグリーンな魅力が凝縮されたものとなっています。