下北沢サイファーを主催するオトウトと、そこで出会ったKTY、ビートメイクとメロディを担うカルロスまーちゃんによる2MC&1VOCALのラップ・ユニット、
MONJU N CHIE(モンジュノチエ)。2018年3月に活動を開始し、それぞれが“修行期間”に入るとして2020年3月のライヴをもっての活動休止を発表するも、コロナ禍により長らく公演延期となり、ラスト・ライヴが2023年4月15日(土)東京・渋谷公演に持ち越される中、これまでの集大成となる初のオリジナル・アルバム『
MONJU N CHIE』を3月29日(水)に発表します。
本作は、数々のイベント、フェスで勢力的にパフォーマンスを披露してきた“モンチエ”の楽曲を余すところなく収録。“わかっちゃいるけど!”“やめられない!”のコール&レスポンスでフロアを沸かせた「わかっちゃいるけどやめられない!」や3人のテーマ曲とも言える「3’s THEMA」など、グループの魅力である親しみやすいハッピーなバイブスにあふれた楽曲が並びます。
一方、ジャンルを超えて多くのアーティストと混じりながら活動をしてきた彼ららしい、さまざまな仲間たちと作った楽曲も大きな聴きどころ。トラックメイカーのTEMONDS、molphobia、簾ンデゲオチェロ、YAZZY BEATS、IKEらによるヒップホップを感じさせる楽曲に加え、バンド“
神々のゴライコーズ”からグレート橋本を迎え、何気ない部屋の風景から爆発するような大団円までを歌った「カップラーメンタバコ」、バンド“
Emerald”の中野陽介による切ないハイトーンヴォイスが陽炎のようにゆらめく「NATSUYASUMI feat.中野陽介」など、多彩な客演による楽曲が一枚の中に詰め込まれ、MONJU N CHIEという3人組のアルバムであると同時に、彼らが一緒に遊んだアーティスト、ファンたちと見た風景、2018年の東京の音楽シーンの片隅を凝縮した1枚となっています。
MONJU N CHIEは、4月15日(土)に東京・渋谷Spotify O-nestにて、ザ・おめでたズ、IKE & rice water Groove Productionとの3マン・ライヴ〈初恋のリバーサイドリフレクション〉をもって、活動休止となります。