東京・初台 新国立劇場での2022年の初演が絶賛されたオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』が、12月4日(木)から12月7日(日)まで、新国立劇場 オペラパレスで再演されます。舞踊家・
勅使川原三郎が演出・振付・美術・衣裳・照明を手がけ、オペラとダンスが融合した美の世界を現出させたこのオペラは、オペラ・ファン、舞踊ファンのみならず多くの人から絶賛されました。
文化庁の劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業の一環として、12月6日(土)の公演には、2007年4月2日以降に生まれた、公演当日に18歳以下の180名を無料で招待。申し込み方法等、詳細は新国立劇場のウェブサイトをご覧ください。
オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』は、けっして振り向いてはならないとの条件のもと、亡くなった妻を連れ戻しに詩人オルフェウスが冥界へ降りて行く、ギリシャ神話のオルフェウス伝説をもとにした作曲家・
グルックの代表作。音楽と演劇の融合を目指した“オペラの改革者”グルックは劇的緊張に満ちたオペラを完成させ、その演劇的な面白さにより、バロック・オペラの中でも群を抜いて上演頻度の高い人気作となっています。
指揮はとくにイタリア・オペラを中核に、日本屈指のオペラ指揮者として躍進する
園田隆一郎。注目のオルフェオ役には現代最高峰のアルト歌手
サラ・ミンガルドが登場します。
写真は新国立劇場『オルフェオとエウリディーチェ』より 撮影:堀田力丸