ハーバード大学とジュリアード音楽院を卒業し、演奏活動だけでなくテレビ出演や教育活動など幅広く活躍しているヴァイオリニスト・
廣津留すみれが、ソロ・アルバム『
11 Stories』を自身のレーベル「Hatch Music」から9月24日(水)にリリース。
このアルバムには、廣津留すみれが子どもの頃から大切に弾いてきた曲が詰まっています。とくにクラシック音楽の巨匠
フリッツ・クライスラーの作品に焦点を当て、彼女の音楽の原点と個性が感じられる内容です。一度は耳にしたことがある名曲「ツィゴイネルワイゼン」、リズムが楽しい「ルーマニアの民族舞曲」、ヴァイオリン一本で深い世界を描くイザイの無伴奏作品など、クラシックに詳しくなくても楽しめる曲が多数収録されています。また、ピアノを担当するのは、声楽や器楽との共演経験が豊富な
河野紘子。廣津留すみれとは長年のパートナーで、息の合った演奏が作品に深みを加えています。
なお、レーベル名である「Hatch」は英語で“卵がかえる”という意味。殻を破って新しい世界へ飛び出す瞬間を象徴し、音楽の新しい可能性に挑戦するという思いが込められています。『11 Stories』には、心にすっと入り込むような名曲が詰まっていて、「クラシックはちょっと難しそう...」と思っている方にも、ヴァイオリンの豊かな表現力をじっくり味わえる内容です。