ジャズ・トランペッターの日野皓正と、ピアニストの菊地雅章を中心とするクインテット、日野＝菊地クインテットの新作が登場。『カウンターカレント』（写真・SICP-10070 税込\3,045）というタイトルで、9月19日に発売となります。

　結成は68年にまで遡り、以降も交流を保ってきた日野と菊地ですが、双頭クインテットとしては95年に録音された『モメント』（リリースは96年）以来の作品ということに。今回は、ポール・モチアン（ds）以下、マイケル・アティアス（as）、トーマス・モーガン（b）という二人の若手も含むラインナップにより、今年の6月に米ニューヨークで録音されています。即興の奥義を探求したという、精緻なインタープレイが楽しめるとのことで、超硬派な仕上がりになっている模様です。

　なお、今作はCD／SA-CDのハイブリッド・ディスク。また、初回盤のみ紙ジャケット仕様でのリリースになります。ベテラン同士による高次元での音楽的対話、ファンはお楽しみに。