“スペースエイジ・ジャズポップ”で世界的な注目を浴びるフランス出身・LA拠点のデュオ、パール・アンド・オイスターズ（Pearl & the Oysters）が、10月19日（日）は富士山麓・朝霧アリーナで行なわれる〈ASAGIRI JAM ’25〉に出演、10月20日（月）には東京・新代田FEVERにて単独公演を開催します。これに先駆けて、細野晴臣の名曲「恋は桃色（Koi Wa Momoiro）」のカヴァー・パフォーマンス映像をYouTubeにて公開。同曲は、5人編成のフル・バンドで行なわれる来日公演でも初披露されることになっています。

　パール・アンド・オイスターズは、ジュリエット・パール・デイヴィス（Juju）とヨキム・ポラック（Jojo）による、フランス・パリ出身の音楽デュオ。ともに音楽学を修めたのちアメリカへ渡り、ジャズやDIYロックの現場を経て、2020年からロサンゼルスを拠点に活動中。「Stones Throw」と契約後、2023年にはレーベル・デビュー・アルバム『Coast 2 Coast』を発表し、アメリカのインディー・ポップ・シーンで高い評価を獲得。続く2024年発表作『Planet Pearl』では、ジャズ、シンセポップ、ドリームポップを自在に行き来する浮遊感あふれるサウンドを展開し、星野源が同作を2024年の“ベストアルバム”の一枚に選出。また、細野晴臣『HOSONO HOUSE』カヴァー・アルバム企画への参加や、マーゴ・ガーヤンへのトリビュート『ライク・サムワン・アイ・ノウ:ア・セレブレーション・オブ・マーゴ・ガーヤン』への参加など、日本の音楽ファンの間でも話題を呼びました。

　加えて、クルアンビンのローラやNewJeansのHyeinからも支持を受けるなど、ジャンルや世代を超えて国際的な評価を拡大中。“スペースエイジ・ジャズポップ”と呼ばれる彼らの音楽は、懐かしさと未来感の狭間で鳴る、唯一無二のポップス。「恋は桃色（Koi Wa Momoiro）」のカヴァーのスタジオ・ライヴ映像では、温かなテクスチャーと柔らかく包み込むヴォーカルが溶け合い、彼らの音楽性の核にある“レトロ・フューチャー”の美学が見事に描き出された仕上がりとなっています。

　なお、東京・新代田FEVER単独公演にはCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINがオープニング・アクトとして出演します。