全オリジナル・アルバムのリマスター盤発売〜『MONO BOX』のアンコール・プレスの決定、USBヴァージョンのリリースなどなど、
ザ・ビートルズ熱が大いに高まるなか、
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の最新ライヴ・アルバム『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ〜ベスト・ヒッツ・ライヴ』が11月18日(水)にリリース! そしてついにその詳細が新たに判明しました!
今作は、2009年7月、米国ニューヨークのシティ・フィールドにて行なわれたコンサートを完全収録したCD+DVDの豪華パッケージで、CD・DVDともに全パフォーマンス33曲を収録。会場となったシティ・フィールドは、1965年にビートルズが史上初のスタジアム・コンサートを開催したシェア・スタジアムに替わるニューヨーク・ヤンキースのホーム球場とあってか、このDVDでは、思いがけない演出が施されています。このコンサートでポールは、65年のビートルズのシェア・スタジアム公演で披露された「アイム・ダウン」を再演しているのですが、なんとDVDでは、ポールの演奏と65年シェア・スタジアム公演の映像を交互にシンクロさせる、驚きの編集が! さながら現在のポールとビートルズが44年の時を超えてセッションしているかのような仕上がりになっています。
それにしても、67歳となった現在でも20代の頃と変わらずシャウトするポールは元気そのもの! この「アイム・ダウン」の再演に関して、ポールは次のように語っています。
「あの曲をセット・リストに入れられて良かったよ。ビートルズのシェア・スタジアム公演の中でも特によく記憶している演奏のひとつだったし、当時を振り返りながらも現在演奏するというのは、なによりのトリビュートだからね」
この曲以外にも、「レット・イット・ビー」「イエスタデイ」、ビリー・ジョエルがゲスト参加した「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」をはじめ、全33トラック中20トラック(21曲)がビートルズ時代のナンバーで占められている本DVD。コンサート中のMCでも、
ジョン・レノン、
ジョージ・ハリスンといった今は亡きビートルズ・メンバーへの想いが語られており、ポールからビートルズへのトリビュート色の濃い内容となっています。
さらに12月2日に発売される
初回限定デラックス・エディションも見逃せません。
通常盤の内容にボーナスDVDが追加されており、そのボーナスDVDには、7月15日に米国CBSテレビの番組用に行なったニューヨークのエド・サリヴァン・シアターのルーフトップでのパフォーマンス映像を完全収録しています! 限定盤通常盤ともに、ビートルズのリマスター盤に感涙したマニアはもちろん、全音楽ファンは必携です!