ニュー・オーダーのバーナード・サムナーらが組んだバッド・ルーテナント（Bad Lieutenant）や、元ザ・スミスで活躍したギタリストのジョニー・マー（Johnny Marr）らが貴重なカヴァー音源を提供したチャリティ・アルバムが発売されます。

　本作『1969 Key To Change』（写真）は、若いホームレスのために活動するイギリスの団体Centrepointを支援する目的で作られたもの。同団体が設立された“1969年”をキーワードに、同年に発表された楽曲をさまざまなアーティストがカヴァーしています。

　バッド・ルーテナントはエルヴィス・プレスリーのカヴァー「In the Ghetto」を、初のソロ名義曲となったジョニー・マーはRabbit Mackayのカヴァー「Tendency To Be Free」を提供。ほか、イアン・ブラウン（元ザ・ストーン・ローゼズ）によるゼーガー＆エヴァンスの「In The Year 2525」、ハード・ファイによるザ・ストゥージズの「1969」、スピーチ・デベルによるジョン・レノン（プラスティック・オノ・バンド）の「Give Peace A Chance」、Get Cape. Wear Cape. Flyによるデヴィッド・ボウイの「Space Oddity」、Pleasure Mobによるローリング・ストーンズの「Gimme Shelter」などが収録されます。全13曲入り。

　販売はデジタル・ダウンロードのみで、Centrepointのサイト内（http://centrepoint.fairsharemusic.com/release/1969-key-to-change）にて10月4日に発売されます。同サイトでは全曲の試聴もできますので、どんなアレンジでカヴァーしているのか、気になるアナタなら訪れてみては？