日本発・アジア最大級の国際短編映画祭＜ショートショートフィルムフェスティバル＆アジア（SSFF ＆ ASIA）＞（www.shortshorts.org）では、＜東京国際映画祭＞の連動企画として、これまで紹介してきた作品の中から選りすぐりのアジア作品を上映するイベント＜フォーカス・オン・アジア＆ワークショップ＞を、10月27日から10月30日まで、東京都写真美術館にて開催。最終日の10月30日にはクリエイター向けのワークショップも行なわれるとのこと。

　このイベントでは、『殯の森』で＜カンヌ映画祭＞（2007年）のグランプリを受賞した河瀬直美監督の呼びかけに応じた世界の作家21名による、東日本大震災にちなんだ3分11秒のショート・フィルム「3.11 A Sense of Home Films」の上映が決定しており（3分11秒のショート・フィルム全21作品を3つのプログラムに振り分けて上映）、このプロジェクトには、ビクトル・エリセ（スペイン）、アピチャッポン・ウィーラセタクン（タイ）、ジャ・ジャンクー（中国）、ポン・ジュノ（韓国）、ジョナス・メカス（リトアニア）など世界の著名監督が参加。

　上映作品は、＜SSFF ＆ ASIA 2011＞の受賞作品に加え、パク・チャヌクがiPhone4で撮影し、＜ベルリン国際映画祭＞（2011年）にて短編映画金熊賞を受賞した『波瀾万丈 / Night Fishing』、＜カンヌ映画祭＞（2011年）短編コンペティション短編部門でノミネートされた『ふたつのウーテル』（監督：田崎恵美）、＜ヴェネチア映画祭＞（2011年）にて上映された平林勇監督の最新アニメーション『663114』、そして、かのパティ・スミスが出演を果たし、『パティ・スミス：ドリーム・オブ・ライフ』で知られるスティーヴン・セブリングが監督をつとめた作品（タイトルなし）もラインナップされています。詳しくはオフィシャル・サイトへ。




（C）3.11 A Sense of Home Films