オアシス、衝撃の解散から約2年―。世界中の音楽ファンが待ち望んだ元オアシスの
ノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)による初めてのソロ・プロジェクト
“ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ”による
同名デビュー・アルバムが、世界に先駆けここ日本でついに本日10月12日先行発売となります。何にも捉われることなく心から音楽を楽しむというプロセスの中、「魂から生まれてきた」という曲ばかりが収録されているというノエルのソロ・デビュー・アルバム『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』(日本盤はボーナストラック2曲を含む全12曲が収録!)。本国イギリスでも数々の表紙を飾り、“破格のデビュー・アルバム” “英国最高峰ソングライターが生み出した最高傑作”“最高のアーティストとしての地位を確固とするデビュー・アルバム”と絶賛の嵐が巻き起こっています。
その話題のデビュー作を引っ提げて、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズとしての初単独公演が、来年1月16日(月)、17日(火)に東京ドーム・シティ・ホールにて行なわれることが決定し、本日発表となりました。先立って発表されているイギリス、ヨーロッパ、そして全米でのツアーはすでに軒並みソールド・アウトとなっており、世界中での期待度の高さを伺わせる中、先日行なわれたインタビューでライヴについて訊かれると、「日本には絶対に行くよ!」と勢いよく答えてくれていたノエル。「でもライヴを“見に”きてほしくはないね。“見る”べきものは何もないから。俺はダンスもできないし、手品も出来ない。ステージにはピエロもいないからな。ステージにあるのは俺と、俺の歌だけ。会場に来て座っているみんなに、ただ歌って聴かせる歌があるだけなんだ。わかるだろ?」
弟リアム・ギャラガー率いるビーディ・アイ(
www.sonymusic.co.jp/beadyeye)が、サマーソニック2011に続き先月には単独公演を果たし熱いライヴを一足早く披露してくれたばかりですが、
リアムは彼らのライヴではオアシスの楽曲パフォーマンスは当面の間一切しないと公言。一方、ノエルは「(ライヴでは)オアシスの曲もやるよ。俺の曲だし、俺が書いたもので、誇りに思っているからね。ほかの人にとっても大切な曲になっていることも誇りに思うし、俺のやってきたコトと併せての位置づけにも誇りを感じている。“ドント・ルック・バック・イン・アンガー”とか“マスター・プラン”という曲をやらないギグは考えられないね!」とオアシスの楽曲も歌うことを宣言しています。また、ライヴ全体がどのような内容になるのかという質問に対して、「それは俺もまだわからないけど、俺は話すこともそんなないし、ただステージに上がって、曲を演奏して、オアシスの曲も何曲かやって、みんなで大合唱して、みんなで拍手して、“いいライヴだったね”と言いながらみんなが会場を後にする、そんなライヴにしたいね。ライヴ演出とかはまだわからない。でも、曲だけで十分楽しめるものであってほしいと思っているよ」とライヴにかける意気込みを語っています。
オアシス解散から2年以上経ち、ようやくここ日本に帰ってきてくれる兄貴ノエルの日本初ライヴ。演出こそ当日のお楽しみと言ったところですが、「イフ・アイ・ハッド・ア・ガン」「ザ・デス・オブ・ユー・アンド・ミー」をはじめとするソロ・デビュー・アルバムからの新曲をノエルが初めて日本のファンに向かって歌ってくれるということ、そして「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」を始めとするオアシス時代の名曲を一緒に歌えるということ――そのふたつが確実にあるだけで、感無量の瞬間が次々と押し寄せてくるライヴになることは明白でしょう。発売直後にチケット即完必至の貴重なライヴとなることは間違いありません。