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リチャード・ギアの歌声も聴ける映画『シカゴ』がもうじき公開

2003/04/15掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 劇場窓口で前売り券を買うと“オリジナル網タイツ”がもらえるのも話題な、アカデミー賞6部門受賞映画『シカゴ』(ロブ・マーシャル監督作品)が、いよいよ4月19日より丸の内プラゼールほか全国松竹系にて上映がスタート。

 1920年代のシカゴを舞台に、歌と踊りで“脱・日常!!”を夢見る主人公ロキシー(レニー・ゼルウィガー)と、その彼女が憧れるスター、ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。そして、それぞれ別の殺人事件の容疑者となった二人の前に現れるリチャード・ギア扮する伝説の弁護士ビリー。スキャンダルを逆手に取り、スターの座を射止める二人と、その二人の運命を掌った弁護士が繰り広げる、愛と嫉妬と欲望と裏切りと、その他もろもろの物語。元々は75年にミュージカル作品として上演された作品で、96年にもリバイバル上映されトニー賞6部門を獲得。そしてこのたびの豪華布陣による映画化。アカデミー賞6部門も取るべくして取った結果とも言えなくない話題作(映画の概要や背景はコンテンツ充実の公式HPをご覧あれ)、それが『シカゴ』。

 この映画、元がミュージカルということもあり出演者も劇中で歌を披露。どのキャストの歌声にも注目ですが、すでに発売中のサントラCD(写真)を聴けば分かるように、レニー・ゼルウィガーもキャサリン・ゼダ=ジョーンズも歌声が魅力的。そしてリチャード・ギア。学生時代に音楽活動を行なっていたらしい彼は、かつて『コットンクラブ』にてコルネット奏者役に扮していましたが、今回はそれ以来(!?)となる歌声の披露。数年前には某航空会社のCMで歌声も披露しており(たしかボブ・マーリィの曲を歌っていたはず)、ギア自身も「歌に関して心配はない」と発言していたようですが、サントラを聴くかぎりでは、“心配ない”ほど上手なわけでもない気が・・・・・・。逆に心配していたタップ・ダンスのほうが上手いのでは?って話も。でも味がある歌です。筆者のように歌うのが本業ではない人たちが歌う音源への関心が旺盛な人は、サントラで、そして劇場で出演陣の歌を(劇場では踊りも)ご堪能あれ。サントラ盤には、映画には使用されないクイーン・ラティファ、リル・キム、メイシー・グレイによる「Cell Block Tango(He Had It Comin)」や、アナスタシアによる「Love Is A Crime」も収録されていて、お買い得ですよ。
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