松任谷由実 2012/09/13掲載(Last Update:12/09/14 11:59)
1972年のデビュー以来、“ユーミン”の愛称で日本人に親しまれ、J-POPシーンの女性トップ・ランナーとして、それぞれの時代を駆け抜けてきた
松任谷由実。40周年という節目の今年、その集大成として、ベスト・アルバム『日本の恋と、ユーミンと。』が発売されることが決定しました。
今作は
荒井由実から、現在の松任谷由実に至るまで発表された全375曲の中から、日本人なら誰もが聴いたことがあるであろう名曲45曲をセレクトし収録。98年に発売され380万枚を超す大ヒットを記録したベスト・アルバム
『Neue Musik』(ノイエ・ムジーク)は、松任谷由実以降の楽曲で構成されたベスト・アルバムでしたが今作は、荒井由実から松任谷由実まで全時代の代表曲が収録されている、まさに、ユーミン史上究極のベスト・アルバムとなっています。
さらには、自身のルーツとなる歴史的名曲「青い影」を、ロンドンのアビーロード・スタジオにて、
プロコル・ハルムのメンバーと共演。その音源をスペシャルトラックとして収録することが決定しました。67年に発表されたこの楽曲にユーミンが出逢ったのは13歳のとき。それまで聴いたことのなかった独自のサウンドに大きな衝撃を受け、自身で作曲をするきっかけとなった、シンガー・ソングライター荒井由実誕生のきっかけとなる運命の楽曲。荒井由実初期の代表作でもあり、デビュー・アルバムのタイトル曲である「ひこうき雲」は、この曲がなかったら存在しなかったほど、本当に大きな影響を受けた楽曲です。
なお、11月28日(水)のパシフィコ横浜 国立大ホールを皮切りにプロコル・ハルムとの共演ツアーも決定しています。