〈モスクワ国際映画祭〉では審査員特別賞を受賞、大きな注目を集めた映画『さよなら渓谷』(原作:
吉田修一、監督:
大森立嗣)。現在公開中の本作、7月24日(水)には大ヒットへの感謝の気持ちがこもった、御礼舞台挨拶が東京・有楽町「スバル座」で行なわれ、主演の
真木よう子、
大西信満が登壇しました。
あいにくの雨にも関わらず、会場へ集まった大勢の観客へ感謝の気持ちを伝えた2人はモスクワでの受賞の様子を語り、「海外でも認めてもらえる作品に携わることができて光栄。女優業というお仕事への自信にもつながりました」(真木)とコメントし、場内には大きな拍手。さらに、これまで語られることのなかったモスクワでの思い出も披露され、「ピロシキを食べたり、ウォッカ飲んだりしましたよ。美味しかった!」(真木)とのこと!
また、“この映画に参加したことで得られたものはありますか?”という質問には、「この映画自体が私の一部になっています。そんな貴重な経験ができたこと、このチームに巡り会えたことが何よりの幸せです」(真木)、「去年の夏、一緒に時間を過ごしたことで、これから先、一度も会わないまま10年後に真木さんと再会したとしても、その時間を感じることなく自然に今の2人に戻れると思う。そういう人に出会えたことが素敵な財産です」(大西)と、語っています。最後は、初めて観客の前で披露されたトロフィーを手に「深く深く心に残る作品です。心して観てください」と、イベントを締めくくりました。