由紀さおりとのアルバム
『1969』の成功で知られるアメリカのジャズ・オーケストラ、
ピンク・マルティーニ(Pink Martini)のニュー・アルバム『GET HAPPY』(US盤)がリリースされました(
日本盤は11月13日リリース予定)。
ニュー・アルバム『GET HAPPY』に収録されている「ズンドコ節」は、世界に先駆け日本先行で9月11日に配信がスタートしています。自らのオリジナルだけでなく世界各国の美しいメロディを持つ楽曲を多数カヴァーしてきたピンク・マルティーニ。20世紀のあらゆる時代や国のポップソングの融合を柱に、緻密で豪華なポップ・オーケストラ・アレンジで、9言語にわたり16曲を収録したピンク・マルティーニの最大にして最高傑作が誕生。
アルバム表題曲の「Get Happy / Happy Days Are Here Again」と「Kitty Come Home」では、リーダーのトーマス・ローダーデールと15年来の友人である
ルーファス・ウェインライトが参加しています。「Kitty Come Home」は、
ケイト&アンナ・マッガリグルの曲ですが、それをケイトの息子で、アンナには甥っ子にあたるルーファス・ウェインライトを迎えるかたちとなりました。
アルバムの最後に収録されている「Smile」は、ヴォーカリストとして迎えた女優
フィリス・ディラーの生前最後のレコーディングとなり、その半年後に95歳でこの世を去った彼女へのトリビュート曲としての役割を果たしました。初の女性コメディアンとしてアメリカで伝説の女優であり、
チャールズ・チャップリンの友人でもあったとのこと。
こうして時代を越えて、人との繋がりと絆からも歌い継ぐ意味を持つ、たいへん味わい深い豊かなアルバムとなりました。