先ごろ発売された2ndアルバム
『絶対少女』 が好調な
大森靖子 。2014年3月14日、恵比寿リキッドルームにて行なわれるワンマン・ライヴの詳細が発表されました。
12月10日に解禁した『ミッドナイト清純異性交遊』のMVがYouTubeにて4日間で10万再生を突破し、2ndアルバム『絶対少女』も好セールスを記録している、注目のシンガー・ソングライター大森靖子。先日アルバム発売と同時に解禁となった、2014年3月14日に恵比寿リキッドルームで行なわれるワンマンライヴのゲスト・ミュージシャンが発表になりました。
レコ発となる今回のライヴはアルバム『絶対少女』のプロデューサーである直枝政広(
カーネーション )を軸に、tatsu(
レピッシュ )、
奥野真哉 (
ソウル・フラワー・ユニオン )、
久下恵生 などのベテランミュージシャンに、畠山健嗣(H Mountains)らの5人がゲスト出演。今回のライヴに向けてバンマスである直枝政広はその意気込みをこう語っています。
「2013年の夏、大森さんはユニコーンのぬいぐるみが足首に巻き付いたファンシーなスニーカーをよく穿いていた。「最近、穿き過ぎてユニコーンが汚れてます」と笑っていたが、あれだけ遠征してたらそうだろう。でもどんな時も、大森さんはスタジオでその旅の疲れをほとんど見せなかった。朝御飯は何を食べてきたの?と聞くと、いつも決まって「アイスです」と小さな声で答えたが、じつは毎日でもいいほどに寿司が好きで、甘えびや赤えびをぺろぺろとよく食べた。そういう時は静かに甘えるような声でしゃべり、何故か子供のような表情を見せた。 そんな娘がライヴではギターを叩き割ったりするのだ。壊したギターの代わりに買った高価なヴィンテージ・ギターですら壊す。スペアがあるかないかも関係ない。大森さんはそうやって空間に漂う魑魅魍魎と闘いながら旅をしている。だから彼女を守るためには、演奏家たちが『絶対少女』を今一度厳しく批評的に示し、その音楽の強度を高める必要があるだろう。 いや、こういう話は、もはや音楽的とは言えないかもしれないけど、何よりも大森靖子が中心で輝く事を考えることが一番大事で、じつはぼくはそこにしか興味がない。この間、彼女が一人でやりとげたクアトロ公演よりも華やかに見せなきゃ意味がないわけで、だからどんなものにも負けないものとして、他のどこにもない音楽として美しく乱れる、そんな演出の手助けができたら最高だなぁと思っている。 直枝政広(バンマス)」 このライヴのチケットは12月24日(火)12:00からオフィシャルHPでの先行予約が開始されます。それ以外にも、大森のライヴ・イベントでは本人の手売りによるチケット販売も行なわれる様なので、HPのイベント情報をチェックしてみましょう。
なお、大森靖子は12月18日(水)に発売されるカーネーション・トリビュート・アルバム
『なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?』 にも参加。92年のアルバム『天国と地獄』より「The End of Summer」をカヴァーしています。こちらも必聴。
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