ブルーノートから2002年にデビューし翌年のグラミー賞で8冠獲得、その後発売するアルバム全てが大ヒットを記録し続ける女性シンガー・ソングライター、
ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)。彼女が2012年発売した5枚目のスタジオ・アルバム『リトル・ブロークン・ハーツ』以来約2年ぶりとなる新作
『ノー・フールズ、ノー・ファン』(UCCQ-1017 2,500円 + 税)が7月16日(水)に発売されることが決定しました。この新作は、ノラ含めた女性3人のユニット、“
プスンブーツ(Puss n Boots)”としての発売となります。
“プスンブーツ”は、女の子とカントリー・ミュージックを連想させるブーツ(Puss and Boots)と、童話『長靴をはいた猫』(Puss in Boots)をかけてつけられた名前で、2008年からライヴ活動をしています。メンバーはノラの他には、
ジェシー・ハリスの秘蔵っ子として注目を浴びるサーシャ・ダブソンと、今年発売される
ジャック・ホワイトの最新作に参加しているベーシストのキャサリン・ポッパーという実力派の3人です。
アルバムには
ジョニー・キャッシュ、
ニール・ヤングなどを中心とするビッグ・ネームによるカヴァー曲と、各メンバーによるオリジナル含む全12曲が収録され、6月17日(火)にアルバムからリード・トラック「ダウン・バイ・ザ・リヴァー」(ニール・ヤングのカバー)がiTunesにて配信予定です。この楽曲についてノラ・ジョーンズは「〈ダウン・バイ・ザ・リヴァー〉はニール・ヤングの楽曲の中でも大好きな曲で、この曲をやってギター・ソロを弾くことを夢見ていたのよ。今までは実現する勇気がないと思ってたけど、このバンドはそれこそ新しいことをトライしてきたからね」と語っています。
またこの作品はノラが携わった100番目のレコーディング作品となり、このユニットとして6月22日から全米ツアーが開始となります。