2011年作『Acme Apathy Amok』に続く1stフル・アルバム『MAMA』を昨年9月にリリース、音楽 / 脱音楽の境界線を緻密に再構成する新たな“音楽”を聴かせてみせた東京ノイズ・クロスオーヴァー、ENDON。彼らにとってもターニングポイントとなった同作が、鬼才Aaron Turner（ISIS, MAMIFFER, OLD MAN GLOOM, SUMAC ほか）が主宰する名門「Hydra Head Records」（www.hydrahead.com）よりヴァイナル・ヴァージョンでリリースが決定。

　2012年秋より新譜のリリースをストップし、開店休業状態となっていたHydra Head Records。『MAMA』LPは、同レーベルの約3年ぶりとなる新作第1弾としてリリースされます。ヴァイナル・ヴァージョンでは曲順を一部変更。“特殊デザイナー” / コラージュアーティスト・河村康輔（ERECT Magazine / 大谷能生, BiS階段 ほか）が手がけるカヴァー・アートにも若干の変更が見られるようです。

　また9月16日（水）には、『MAMA』リリース後から12inchヴァイナル・フォーマットで継続していたアルバムのリコンストラクト・プロジェクト“BODIES”シリーズをコンパイルしたCD『BODIES CD』（DYMC-240 2,400円 + 税）がリリースされることも決定。12inchに収められていたNARASAKI（DEF.MASTER, COALTAR OF THE DEEPERS ほか）、Justin K. Broadrick（GODFLESH, FINAL, TECHNO ANIMAL, JESU ほか）、GOTH-TRAD（Back To Chill / BERSERKER）、石原 洋（WHITE HEAVEN, THE STARS ほか）、MERZBOW、Dominick Fernow（Hospital Productions / PRURIENT, VATICAN SHADOW ほか）によるリミックスに加え、新たに『MAMA』のプロデュースを務めたAtsuo（Boris）とENDONによるヴァージョンも収録。Dominick Fernowリミックスも別テイクとなっています。

　なお、ENDONは7月17日（金）よりスタートするGODFLESHジャパン・ツアーの全日程に帯同。詳しくは「Daymare Recordings」オフィシャル・サイト（www.daymarerecordings.com）にてご確認ください。