8月18日 (土) に開催される〈SUMMER SONIC 2018〉に出演するほか、東京・大阪で単独公演も決定している、新世代ジャズの象徴的存在
カマシ・ワシントン(Kamasi Washington)の2ndアルバム『
Heaven and Earth』(YT-176CDJP 3,000円+税)が、6月22日(金)に世界同時リリース。このアルバムから新曲「Street Fighter Mas」のトレーラー映像が本人のSNSやオフィシャル・サイトで公開されています。
この曲についてワシントンは、「若い時、私はゲームセンター世代の終わりと、ビデオゲーム機世代の始まりの間にいた。当時は、よくRexallという場所で、“ストリートファイター”をプレイしていた。様々な地区の様々な人がRexallにゲームをしに来てたんだ。あの場所は唯一、みんなが平等でいられる場所だった。ほとんどの場合、『ストリートファイター』が上手いかどうかということが大事だったんだ。それ以外の場所では、そこにいる奴らのことが怖いと感じるときもあった。でもRexallではただゲームをして、それだけが重要だった。わかるだろ?私は『ストリートファイター』がすごく得意だった。実を言うとこの曲は、私が『ストリートファイター』をプレイしに現れたら流れる自分のテーマソングを作る、という冗談のような発想に起因している。ボクシング選手の登場シーンのようにね。アルバムの文脈としては、地元の奴らと築いた絆を意味している。彼らのことは“OG”、つまり私たちが尊敬している年上の連中に対して“Older Guys”と呼んでいた。私はギャングとは一切関わりがなかったから、そういう奴らとの接点はビデオゲームだけだった。けれど、私は彼らと知り合いだったし、彼らとは良い関係ができていた。それは主にビデオゲームを通じてだった。大人になってから考えたのは、今でも、OGがゲーム対戦という形で、彼らの抱える問題を解決することができたらどんなに素晴らしいかということだ。この作品の中では、過去との繋がり、そして繋がれる方法は多数あるという思いが込められている」とコメントしています。
本作の国内盤CDは高音質UHQCD仕様で、歌詞対訳と解説書を封入。その他にも特殊パッケージ仕様の4枚組ヴァイナルLPフォーマット、デジタル配信でもリリース。国内盤CDの購入特典として、タワーレコードでは“ビックリ”な特製ステッカー(ランダム2種 / キラあり)、HMVでは来日公演チケットや直筆サイン入ポスターが当たる応募抽選QRコード付ステッカー、amazonではB3ポスター、その他のCDショップではジャケ写ステッカーが先着でプレゼントされ、さらにタワーレコード新宿店ではジャズ評論家の村井康司と柳樂光隆によるカマシ・ワシントンの魅力に迫った対談を収録した豆本が、限定特典として先着でプレゼントされます。