“世界最高峰のテノール”
アンドレア・ボチェッリ が10月26日(金)に世界同時リリースした最新アルバム『Sì〜君に捧げる愛の歌』(原題: Sì /
限定盤 SHM-CD + DVD UCCS-9048 3,500円 + 税 /
通常盤 CD UCCS-1245 2,800円 + 税)が、全英アルバム・チャートと全米アルバム・チャートで自身初となる1位を獲得。本作より、「イフ・オンリー〜愛しいあなたへ」(原題: If Only)で共演しているデュア・リパとのミュージック・ビデオと、撮影風景の動画も公開されています。
全英アルバム・チャートで“クラシック・アルバム”が1位になったのは、1997年の映画『
タイタニック 』のサントラ以来の約21年ぶり。そして“クラシック歌手”が1位になったのは、94年に
ルチアーノ・パヴァロッティ (Luciano Pavarotti)、
プラシド・ドミンゴ (Plácido Domingo)、
ホセ・カレーラス (Josep Carreras)の三大テノール以来となる24年ぶりです。
全米アルバム・チャートでは初登場1位を記録。クラシック・アルバムとしては2008年の
ジョシュ・グローバン (Josh Groban)以来約10年ぶりで、チャート初登場での1位は、2006年の
イル・ディーヴォ 以来約12年ぶりの記録です。レーベル「デッカ」にとっては、
ロッド・スチュワート (Rod Stewart)が71年に発表した『
エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー 』以来の英米チャート同時首位となりました。
今回の快挙に際し、ボチェッリは「人生からは驚かされてばかりです。ただ頑固に好きなことをやり続けている、というのではなく、生きることを愛し、自分が大好きなことがやれているからこそ、そう思えるのです。デビュー当初から私を愛してくれた国であったとは言え、まさかここアメリカで、このような結果を生むことができるとは夢にも思っていませんでした。しかし、何枚売れたとか、何位だったとか、そういった数字よりずっと大切なのは、聴いてくれた皆さんがそれを愛し、評価してくれた点でしょう。大切なのは交わした握手、笑顔、礼節、喝采であり、それらがあってこそ、私のほのかな期待をはるかに上回る結果が生まれたのです。私の努力を報いようとしてしてくださった方々に心からの感謝を。そして私の可愛い、素晴らしいマッテオ、彼は今は私と暮らしてくれていますが、2人して言葉にならないほどの素晴らしい経験をさせてもらっております。私達には素晴らしいオーディエンスがいたからこそ、この夢は叶ったのです。滅多に叶うことのない夢が、現実を大きく上回ったのです。息子にも代わり、ありがとうと言わせてください」とコメントしています。
MVと撮影風景の動画が公開された「イフ・オンリー〜愛しいあなたへ」は、フランチェスコ・サルトーリ(Francesco Sartori)と、20年前にリリースされたボチェッリ最大のヒット曲「コン・テ・パルティロ」(タイム・トゥ・セイ・グッバイ)をともに手がけた故ルーチョ・クァラントット(Lucio Quarantotto)のコンビによって書かれた楽曲です。
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