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MISIA、“音楽の力”を届けるライヴ・ツアーを開催 初の試みであるライヴ配信も

MISIA   2020/07/29 13:08掲載
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MISIA、“音楽の力”を届けるライヴ・ツアーを開催 初の試みであるライヴ配信も
 7月29日(水)に映像作品『MISIA SOUL JAZZ BIG BAND ORCHESTRA SWEET & TENDER』(Blu-ray BVXL-90 7,000円 + 税 / DVD BVBL-150 6,500円 + 税)をリリースしたMISIAが、7月28日(火)に東京・Blue Note Tokyoにて、“音楽の力”を届けるため、ソーシャルディスタンスを徹底したライヴ・ツアー〈MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020〉を開催しました。

 本公演は、7月20日にオープンした神奈川・ビルボードライブ横浜のこけら落とし公演を皮切りに、Blue Note TokyoとBillboard Live Tokyoを舞台に、1日2部構成で計16公演が行なわれるスペシャルなもの。コロナウイルス拡大の影響により、6月より予定していた全国ホール・ツアーの開催を延期せざるを得ない状況となり、振替公演に関してもなかなか調整のめどが立たない中ではあるものの、一部ライヴハウスが「ライヴハウスから音楽の灯をともしたい」という想いで営業を再開したことで、MISIA自身の「今、届けられる音楽を皆さまに」という想いや、ライヴハウスという空間の存続の為に、微力ながら力になりたいという考えのもと、今回のライヴ開催に至りました。

 Blue Note、Billboard Liveは共にレストランスペースを兼ねた空間であり、通常のホールより安全なソーシャルディスタンスの確保が可能な場所。さらに当日は、客席を減らし、入場時の検温、手指消毒など考えうる限りの感染症対策を万全に行なったうえで、安全に音楽を楽しめる環境を作り出しました。何より、この2会場が音楽の根っこを支えるライヴハウスとしての側面も担っていることが大きく、またここから共に始めようというMISIAの想いがブレなく伝わるパフォーマンスとなりました。

 ライヴ本編では、音楽へのたくさんの想いと、かけがえのない日常への強い希望が込められたステージを展開。まず先にステージインしたバンドのアンサンブルに迎えられMISIAが登場。オープニングナンバーは、2020年1月&2月の大阪・大阪城ホールと神奈川・横浜アリーナのライヴでもオープニングを飾った「CASSA LATTE」。会場からは声援の代わりにハンドクラップが咲き乱れる中、なんとMISIAは、衣装に合わせたデザインのマスクを着用し、ただでさえ難易度の高い歌唱を披露。息が乱れることなく幅広い音域を行き来するパフォーマンスは、コロナ禍の今だからこそ目撃できる貴重なものとなりました。MISIAのヴォーカルを支えるのは、ジャズ・トランペッターの黒田卓也を中心とした特別編成によるバンド。個々の凄まじい力量と遊び心を感じさせる演奏が初っ端から弾けたものに。

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 3曲目では未発表の新曲を初披露。2曲ある候補から各曲の情報とイントロのみの演奏でオーディエンスが聴きたいと思った方に拍手を送り、拍手の多かった方を演奏するという趣向の結果、僅差で後に演奏した方の曲に決定。フルートの音色がカラフルな色を添える、フリーソウルのエッセンスを感じさせる一曲だったが、披露されなかったジャジィなイントロが特徴的なもうひとつの曲もかなり気になるところ。

 MCではアフリカのことを思い出すと語り、「日本と違って安全な水や高度な医療に簡単にアクセスできない人が多いアフリカでは、一方で人と人との助け合いで命を守っている」「SNSでの心ない言葉や嫌がらせなどが時に起こる先進国で人と人との助け合いができれば、今よりもっと感染症に立ち向かえるのではないか」と、アフリカ各地の難民支援活動を続けるMISIAらしい視線で、説得力を持って訴えかけました。

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 6曲目ではTBS「音楽の日」での放送で初披露され話題となった新曲「さよならも言わないままで」を披露。いまだ特効薬とワクチンがない中では、大切な人の死に際して、さよならもありがとうもできないこのウイルスについて、「悲しいウイルス」と表現。「この悲しみが早く止まるように、ひとりひとりが助け合って生きていけるように、そんな願いを込めて作りました」と歌い上げました。“コロナによって失ったものはたくさんある。けれどそれによって新しい音楽が生まれ、ライヴで聴ける今この瞬間を信じたい。”会場にいた誰もがそのように感じた一幕でした。

 本編ラストは「Everything」。そのメロディと歌声は、きっと誰もの心にある美しい部分に水を撒くように染み込んでいき、時代を超越する名曲のたのもしさを実感させてくれるパフォーマンスとなりました。

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 なお、同プレミアム・ツアーの一環として8月23日(日)20:00から開催される東京・Blue Note Tokyo公演が、「LINE LIVE-VIEWING」にてライヴ配信されることが決定。ライヴ配信は、MISIAにとっては初の試み。圧巻のパフォーマンスがパーソナルに楽しめる機会となっています。チケットは、8月3日(月)より販売がスタート。詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。

オンライン・ライヴ配信MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020
2020年8月23日(日)20:00〜70min予定
※アーカイブ視聴期間:2020年8月24日(月)23:59まで
配信チケット料金: 4,000円(税込)
配信プラットホーム: LINE LIVE-VIEWING
配信チケット販売スケジュール: 2020年8月3日(月)〜 2020年8月24日(月)22:30

オンラインライブに関する情報は、LINE MISIA公式アカウントで随時ご案内いたします。
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lin.ee/rJsrWTQ
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