ニュース

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』オリジナル・サウンドトラックの日本盤CDが発売に

2021/12/28 11:41掲載
はてなブックマークに追加
 名作ミュージカルをスティーブン・スピルバーグ監督が映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』が、日本で2022年2月11日(金・祝)に劇場公開。これに先がけ、ミュージカルが1957年に初演された際にレナード・バーンスタイン(作曲)とスティーブン・ソンドハイム(作詞)が生み出し、いまではスタンダード・ナンバーとなっている「トゥナイト」「アメリカ」「マリア」「サムウェア」などを収録する『ウエスト・サイド・ストーリー オリジナル・サウンドトラック』が2月9日(水)に発売されます。

 バーンスタインとソンドハイムによる楽曲を今作のために編曲したのは、1997年の『アナスタシア』でアカデミー賞にノミネートされた指揮者・作曲家のデヴィッド・ニューマン。演奏はグスターボ・ドゥダメル指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(追加演奏はロサンゼルス・フィルハーモニック)が担当し、キャストが歌っています。映画から21曲を収録するオリジナル・サウンドトラックは12月3日から配信されており、輸入盤CDも発売中。輸入盤のLPは年明けに発売される予定です。また、日本盤CDを含むフィジカルには、『ウエスト・サイド・ストーリー』のミュージック・コンサルタントであり、『スター・ウォーズ』『E.T.』などの音楽を手がけてきた作曲家のジョン・ウィリアムズがライナーノーツを寄せています(権利者の意向により、ライナーノーツの和訳、歌詞対訳は封入されません)。

 『ウエスト・サイド・ストーリー』とこの作品の音楽について、スピルバーグ監督は「この映画は父に捧げたものです。しかし、母が音楽愛好家であったこと、そして、映画製作の全てを理解したいという私の好奇心から、映画のサウンドトラック・アルバムを小さい頃から集めていたことがそもそもの始まりでした。『ウエスト・サイド・ストーリー』のキャスト・アルバムは、初めて聴いたときから大好きでした。子供の頃は、収録楽曲全曲を暗記して歌うことができましたし、家族全員からうんざりされる程歌っていました。この音楽はまるで私の一部であるかのようですし、ミュージカルのために書かれた最高峰の音楽であると思っています。若い人たちがこの音楽をみつけて、私と同じように夢中になってくれることを心から願っています」。指揮を務めたドゥダメルは「『ウエスト・サイド・ストーリー』は、私も含め音楽界の誰にとってもDNAの一部といえる作品です。メロディのひとつひとつがとても自然で、すーっと体の中に染みわたります。故バーンスタインとニューヨーク・フィルハーモニックが作り出した名盤に続いて、この名作の新しいチャプターを作っていけることをとてもうれしく思っています」と語っています。



拡大表示
©2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

拡大表示
©2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

拡大表示
©2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』 公式サイト
www.20thcenturystudios.jp/movies/westsidestory

ユニバーサル ミュージック
www.universal-music.co.jp/p/uich-1017
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 佐藤理とゴンドウトモヒコの新ユニットが、聴覚と視覚を刺激するアルバムを発表 LIG[インタビュー] デビュー20周年 再始動を告げる新作EP 音速ライン
[インタビュー] 私は私にできることを歌にしていく ゆっきゅんのニューEP[インタビュー] 来日公演を目前に控え、孤高のソウル・シンガーが発表する17年ぶりの新作『PRAYER』 リアム・オ・メンリィ
[インタビュー] 今春のカルテットでのツアーを録音した『FRAGMENTS - CONCERT HALL LIVE 2025』を発表 松井秀太郎[インタビュー] 友成空の大ヒット曲「鬼ノ宴」が湖池屋とコラポレーション クセになる辛さの「ピュアポテト 鬼ノ宴」誕生
[インタビュー] オーケストラとともに過去・現在・未来を紡ぐ活動40周年記念アルバム『RE-BORN』 千住明[インタビュー] 自らの本名を冠したセカンド・アルバム完成! 今作に込めた想いとは― 粗品
[インタビュー] 千花音×みやけん 豊かな才能の交錯が生みだしたもの[インタビュー] 広分野で活躍するヴァイオリニストが、みずからのレーベルから第一弾アルバムを発表 廣津留すみれ
[インタビュー] 田中彩子 クラシックや映画音楽などでファンタジーの世界を描き出すリサイタル・ツアーを開催[インタビュー] 大好きな街、小田原への愛を込めた「O・DA・WA・LOVE」配信リリース emily hashimoto
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015