ニュース

Pot-pourri、3rdアルバム『Eraser, Pencil』リリース決定 落合 soupで試聴会も

Pot-pourri   2025/01/09 18:01掲載
はてなブックマークに追加
Pot-pourri、3rdアルバム『Eraser, Pencil』リリース決定 落合 soupで試聴会も
 2024年は「Y」「Dressed in Black」と新曲を発表した、“アブストラクト・ポストパンク”を標榜するバンド、Pot-pourriが、2月5日(水)にニュー・アルバム『Eraser, Pencil』(イレイザー、ペンシル)をリリースすることが決定。あわせて、2月2日(日)東京・落合 soupにて先行試聴会+ミニ・ライヴが行なわれることも発表されています。

 普通のロック・バンドの編成とは異なるアンサンブルにて、メロディアスながらもカッティング・エッジなオリジナル・サウンドを追求してきたPot-pourri(ポプリ)。2022年5月リリースの2ndアルバム『Diary』以来となる3rdアルバム『Eraser, Pencil』は、『Diary』からさらに開けて、さまざまな離別を切なくも軽やかに歌う、インディ・ポップからプログレッシヴ・パンク、マシン・ファンクからギター・アンビエントに至るヴァラエティあふれる楽曲を収めた“Pot-pourri流ポップ・アルバム”。前作以来、精力的に展開してきたライヴの成果がつぎ込まれた、バンドらしい空気が多くの曲に宿る仕上がりです。

 また、以前より交流があり、昨年、新曲「あなたがここに来るまでに用は済みそう」「風俗」をリリースしたLanesの田村悠二、2023年にSawawoと液晶がPot-pourri [SNR]として共演した滝沢朋恵、昨年共演したCatastrophe Balletのギタリストを務め、背前逆族・天使乃聲(Pot-pourriのシバサキも参加するJ・A・シーザーのカヴァー・バンド)やILL BONEなどでも活躍する浮乃、去年アルバム『Second Communication』をリリースし企画に携わった即興コンピ『JET STREAM OF PSYCHIC YOUTH』も話題を呼んでいるオルタナティヴロック・バンド、PSP Socialといった現在のインディ・シーンの熱気を伝える多様なゲストが参加しています。

 多様な内容ながら、全体的にはメンバーのSawawoが影響を受けてきたmid '80s的なUKニュー・ウェーヴから、ステレオラブトータスなど、ジョン・マッケンタイア作品のポストロックを受け継いだような、実験的ながらも親しみやすい空気感の作品。加えて、UKニュー・ウェーヴに連なるバンドとしてのL'Arc〜en〜CielスピッツART-SCHOOLFor Tracy Hydeとも通じるポップ感、ザ・シー・アンド・ケイクLCDサウンドシステムにあるデヴィッド・ボウイ的要素のような、インディ・ロック的に表れたグラマラスなセンスも根底に存在しています。

 前作に続いて、全曲のミックスはメンバーのRyo Nagai(液晶)が担当。フェネスやラファエル・トーラルにも通じるようなギターのエディットによる表現や、Ryo Nagai自身のルーツであるジ・オーブのようなアンビエント・テクノを引き継ぐテクスチャー作り、ダビーなローエンドの処理といった音響表現で、多種多様な収録曲それぞれの個性を伸ばしています。

 マスタリングも、前作に続き、ROVOの益子樹が担当。微に入り細を穿ったアレンジ・ミックスによる空気感を前作以上に高めています。

 アートワークとデザインも前作に引き続き、建築漫画家として活躍する芦藻彬が手掛けており、Pot-pourriの音楽を立体物のCD装丁を含めたヴィジュアルで表現しています。

 アルバムがリリースされるのは、2025年5月に設立30周年を迎える「HEADZ」。代表の佐々木敦は「ポプリよ、オンガクの消しゴム&エンピツになれ! ニッポンのヤワなミュージックヒストリーをゴシゴシ消してガシガシ書き直せ!」と、レーベルの節目に自信をもってリリースする作品にコメントを寄せています。

 なお、落合 soupでの先行試聴会+ミニ・ライヴのチケットの予約は1月10日(金)12:00〜2月1日(土)23:59まで。入場者数に限りがあるので、早めの予約が推奨されています。

■2025年2月2日(日)リリース
Pot-pourri
『Eraser, Pencil』

CD UNKNOWNMIX 55 / HEADZ 266 2,420円(税込)

[収録曲]
1. Eraser, Pencil: Eraser
2. Dressed in Black (Maximum Mix)
3. X
4. Paradis
5. Mimei No Uta
6. Suidream
7. Setting Sun
8. Eraser, Pencil: Pencil
9. Y (Le Printemps encore Mix)
10. Over (and Over)


Pot-pourri『Eraser, Pencil』先行試聴会+ミニ・ライヴ
日時:2025年2月2日(日)Open / Start: 17:30 / 18:00
会場:東京・落合 soup
Adv / Door: 1,500 / 1,500

予約開始:2025年1月10日(金)12:00
予約締切:2025年2月1日(土)23:59
予約フォーム:forms.gle/UDciDBodtdUzyFwu8
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ギターミューズRei デビュー10周年 初のベスト・アルバム発売[インタビュー] 突然、しゃっくりのように曲作りが止まらなくなった… 実力派歌手が初のアルバムを発表 高遠彩子
[インタビュー] ふたたび脚光を浴びる作曲家の新作は、フル・オーケストラによるインスト・アルバム 日向敏文[インタビュー] アーバンで洗練されたグルーヴを鳴らす注目の6人組バンド BESPER
[特集] 「柚木麻子と朝井リョウとでか美ちゃんの流れる雲に飛び乗ってハロプロを見てみたい」アフタートーク[インタビュー] 徹底的に音にこだわった ロックとオーケストラの完全なる“融合” GACKT
[インタビュー] イベント〈The Night Unthreads 〜360° floor live〜〉にも出演 00年サウンド再来、CLW[インタビュー] プロデューサー藤井隆が語る 麒麟・川島明のファースト・アルバム!
[インタビュー] スーパープレイヤーぞろいのブラス・アンサンブルが、満を持して発表するバロック名曲集 ARK BRASS[インタビュー] 「私が歌う意味」 自らが選曲したディズニー・ソングで歌手デビュー 檀れい
[インタビュー] 突如あらわれた驚異の才能! 10代の集大成となる1stフル・アルバム Meg Bonus[特集] 嘘の本屋 リアル異変探しゲーム「嘘の本屋」
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015