“アブストラクト・ポストパンク”を標榜し、普通のロック・バンドの編成とは異なるアンサンブルにて、メロディアスながらもカッティング・エッジなオリジナル・サウンドを追求してきた
Pot-pourri (ポプリ)が、今年2月にリリースした最新アルバム『
Eraser, Pencil 』より収録曲「Over (and Over)」のMVを公開しています。
同曲は先行配信曲「Paradis」とともにシングル候補となっていた、アルバムのポップさが表れたクロージング・トラック。初期
アズテック・カメラ 的なネオアコやファンカラティーナの雰囲気を持ちながら、ギター・アレンジは初期
エレクトロニック での
ジョニー・マー とも近く、それらがシンセのシーケンスと相まって『
TNT 』での
トータス をも思わせる楽曲となっています。
また、Pot-pourriは精力的にライヴ活動を展開しています。
6月22日(日)は東京・下北沢LIVE HAUSにて、エンジニアとして
Veg 、家畜、
水中スピカ などを手掛けたMichiro Inatsugの在籍する東京のbutohes、また、
キツネの嫁入り のメンバーでもある福森晃平が在籍し、APPLE VINEGAR PLAYLISTにも楽曲が選出された京都のYUNOWAとの3マン・ライヴを開催。Pot-pourriは50分セットで、『Eraser, Pencil』収録曲のほとんどを披露します。
7月6日(日)には、同じく下北沢LIVE HAUSで行なわれるバンド“メモリ”の新EPリリース企画にエンヤコーラーズ、
ケバブジョンソン 、DJダンボールとともに出演。8月30日(土)は名古屋・鶴舞のK.Dハポンにて、butohesのほか、京都のpile of hex、ODDLY、大阪から青い薔薇、名古屋の
WBSBFK といった、名古屋・関西・東京のオルタナティヴなバンドが集結するイベント〈象の消滅vol.8 午後の最後の芝生〉に出演。
そして、9月6日(土)は名古屋のバンド“vital plateau”と、今年10周年を迎えた、かつてより交流のある東京のバンド“littlegirlhiace”とともに、名古屋stiffslackで共催する企画に出演します。共演は2バンドのほか、東京のSHISEIと岐阜の犬街倶楽部となっており、ギターロック色の強いイベントとなります。
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