ヒップホップ・グループ、ザ・ルーツのドラマーとして活躍するクエストラブがはじめて監督を務めた音楽映画『サマー・オブ・ソウル（あるいは、革命がテレビ放映されなかった時）』のサウンドトラックが1月28日（金）より全曲配信スタートしました。国内盤CDは2月23日（水・祝）の発売となります。また、映画は2021年サンダンス映画祭でドキュメンタリー部門の審査員大賞と観客賞を受賞。グラミー賞の最優秀ミュージック・フィルムにノミネートされており、ディズニープラスで配信中です。

　今作のサウンドトラックは、1969年6月から8月にかけて米ニューヨークで行なわれた〈ハーレム・カルチュラル・フェスティヴァル〉のライヴ音源で構成されています。チェンバース・ブラザーズの「アップタウン」で始まり、B.B.キング、フィフス・ディメンション、デヴィッド・ラフィン、エドウィン・ホーキンス・シンガーズ、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン&メイヴィス・ステイプルズ、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、モンゴ・サンタマリア、レイ・バレット、ハービー・マン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ニーナ・シモンらの1969年夏のエネルギー溢れる圧巻のパフォーマンス全17曲を収録。ライヴを盛り上げるトニー・ローレンスのMC、オーディエンスの歓声からも熱狂が伝わってきます。アビー・リンカーンとマックス・ローチの「アフリカ」はデジタル配信のみのトラックとなっています。

　国内盤CDは全16曲、約80分の長時間収録。ブックレットには失われた歴史をひもとき、膨大なライヴ音源から選曲にあたったクエストラブ執筆のライナーノーツが掲載されます。