今年結成30周年を迎える大人のためのギターポップ・バンド、
Swinging Popsicleが、7インチ・レコードを11月・12月と2ヵ月連続でリリースすることが決定。あわせて、新アーティスト写真とジャケット写真も公開されています。
1枚目は11月8日(土)にリリースされる「Joy of Living / Nothing to Declare」。10月に東京・有明アリーナで行なわれたスウェディッシュ・ポップ・カーニバルに来日出演したことも記憶に新しい、
クラウドベリー・ジャムとのスプリット・シングルです。
A面はSwinging Popsicleの97年のメジャー・デビュー・シングル「
Joy of Living」を、オリジナルの英語詞ヴァージョンで収録。この歌はもともと英語詞の曲で、デビューの際には日本語で発表されていました。今回、デビュー20周年時に新録、限定配布された貴重な音源が7インチで初リリースとなります。カップリングの「Nothing to Declare」は90年代スウェディッシュ・ポップ・ブームの立役者でもあるクラウドベリー・ジャムが、96年にリリースしたアルバム『Providing the atmosphere』に収録の楽曲。当時日本でもラジオヒットしていた作品がこちらも初の7インチでリリースされます。
Swinging Popsicleは当時からスウェディッシュ・ポップの影響を受けていたバンドでもあり、リリース元のミオベル・レコードがクラウドベリー・ジャムの作品を今夏発売されたコンピ『
BLUE TENTION #bt20250707』に収録した縁もあって、今回の貴重なスプリットが実現しました。なお、今回はこだわりのダブプレートでのリリースとなり、どちらの楽曲も今回新たにリマスタリングされた音源から一枚一枚ダイレクトカットされているとのこと。数量限定品のため一般流通は行なわれず、レコードの製造会社でもある東洋化成株式会社が11月8日(土)に開催する工場見学もできる無料イベント「OPEN FACTORY レコードマーケット」のC1ブース「Miobell Records POP-UP」にて販売されます。購入方法など詳細はレーベルのホームページにてご確認ください。また、当日はSwinging Popsicleメンバーの藤島美音子がDJで出演予定となっています。
また、2枚目は12月6日(土)の「レコードの日」の第2弾アイテムとしてリリースされる「All I Need Is Everything / Wedding Bell Blues」。こちらはSwinging Popsicleによる初のカヴァー・シングルで、A面は
アズテック・カメラのヒット曲で彼らの持ち味である疾走感溢れるギターポップ・サウンドが特長。カップリングは
ローラ・ニーロのデビュー曲で、ヴォーカル藤島美音子がソウルフルに歌い上げており、彼らのリスペクトがつまった愛のある作品に仕上がっています。