シンガー・ソングライターの豊田道倫が、8月14日（日）に大阪・心斎橋CONPASSにて開催する、お盆恒例の主催イベントMT presents〈BAD CITY POP 2022〉。豊田道倫 & His Bandとして参加する角矢胡桃、みのようへい、Tokiyo Ootoに加え、麓健一、中田粥 + Water a.k.a マリヲが参加するほか、今回新たにodd eyesのヴォーカリスト、カベヤシュウトがDJ名義“whatman”で参加することが決定。あわせて、ライヴ会場にて、豊田道倫 春のカセット#8『戦争を忘れて ぼくらは生きてる/宿題』と豊田によるZINE『キッチンにて 3』が先行販売されることも発表されています。

　『戦争を忘れて ぼくらは生きてる/宿題』は、豊田の自主レーベル「25時」からのカセットリリース第8弾。A面の「戦争を忘れて ぼくらは生きてる」は、 His Bandの角矢胡桃、みのようへい、Tokiyo Ootoも参加しており、LMスタジオでの録音。B面「宿題」は豊田個人の夏の記録をフィールドワーク、打ち込みなどで綴るコラージュ楽曲を収めています。豊田は本作について「8本目にして、キャリア最高傑作」と自負しているとのこと。新曲となる「戦争を忘れて ぼくらは生きてる」は、8月15日（月）の終戦記念日にリリースとなっています。

　『キッチンにて 3』は、豊田が自主出版し、各所で話題となり、ロングセラーとなったZINEの第3弾。2020年の『キッチンにて』、2021年の『キッチンにて 2』に続くもので、とりわけ『キッチンにて 2』は各所で売り切れ続出。大阪のスタンダードブックストアでは瞬時に100冊以上を売り上げ、取り扱い店舗もどんどん増えているとのことです。

　また、豊田は、8月25日（木）に東京・代官山「晴れたら空に豆まいて」にて〈豊田道倫 ソロコンサート〉を開催します。東京でのライヴは、2021年12月30日に四谷「OUTBREAK!」にて開催された久下惠生をゲストに迎えた公演以来となります。

［コメント］
東京のライブは昨年12月の四谷OUTBREAK! 以来。
代官山は2000年春まで住んでいた東京の家からは割と近くて歩いて行けたけど、今となっては遠い街となった。
夏の終わり、この街でライブが急にしたくなった。
昨年末から配信シングルを『ストロングゼロ・ガール』、『戦火の中を-2022』、『私の歌』、『BAD LOVE』とリリースしてきて、その手応えも多少は感じつつ、果たして届いているのかという想いと、ただ、音を鳴らしたいという気持ちを抱えて、西から東へ。
――豊田道倫