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トニー・アレン、デーモン・アルバーンやスケプタらをゲストに迎えた遺作がリリース

トニー・アレン   2021/03/15 13:35掲載
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トニー・アレン、デーモン・アルバーンやスケプタらをゲストに迎えた遺作がリリース
 アフロ・ビートの創始者として知られるフェラ・クティのバンド・メンバーの一員として長年活躍し、そのユニークなサウンドに大きく貢献したドラマーのトニー・アレン(Tony Allen)。2020年4月に亡くなった彼の遺作となるアルバム『ゼア・イズ・ノー・エンド』が、4月30日(金)に発売されます。アルバムには、デーモン・アルバーンスケプタら多くのゲストが参加しており、スケプタとベン・オクリがフィーチャーされアルバーンがオルガンを弾いた収録曲「コズモシス」が先行配信中。ミュージック・ビデオが公開されています。

 トニーが亡くなる直前に取り組んだ本作のコンセプトはヒップホップ。「素晴らしい才能を持つ若い世代を世に送り出したい」というトニーの願いを反映する形で、スケプタやダニー・ブラウン、サンパ・ザ・グレイトといった豪華な面子のみならずナー・イートやコリアタウン・オディティ、ラヴァ・ラ・ルーなど才能溢れる気鋭のアーティストまで幅広く各トラックにフィーチャーされています。

 今回のアルバムについて、プロデューサーのヴィンセント・テーガーは「私にとってトニーは、言葉抜きで色々なことを教えてくれる教師のような存在だった。亡くなってなおアーティストとしての素晴らしいヴィジョンに満ちているドラマーであり守護者だ」とコメント。また、「コズモシス」に参加したナイジェリアの詩人 / 小説家であるベン・オクリは「トニーはあと150年ほど生きて、新たな音楽の世界を創り上げていけるような人でした。彼は自身の芸術のシャーマン的な存在となったのです。彼は自分自身、そして自身のマインドをよく理解していました。彼はこのアルバムを若い世代のエネルギーへと開放したかったのです。そして彼は自身のシンプルなビートで、まるで偉大な数学者や科学者が新たな世界への数式を発見するかのように、素晴らしいキャンバスを描きあげたのです」とコメントしています。

©Bernard Benant



ユニバーサル ミュージック
universal-music.co.jp/tony-allen
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