伝説的バンドJAPANのヴォーカルで、ソロでも高い人気を博しているデヴィッド・シルヴィアン（David Sylvian）が、初の写真展「glowing enigmas」を、4月20日（金）から東京・目黒Impossible Project Spaceにて開催！

　1974年から5年間の活動でカリスマ的な人気を博し、武道館での公演も行なわれたJAPANや、映画『戦場のメリークリスマス』のために作られた『禁じられた色彩（Forbidden Colours）』では坂本龍一とのコラボレーションも果たすなど日本での人気も高く、今年2月にはソロ・キャリアを1枚に凝縮（新曲も1曲収録）したオールタイム・ベスト『Victim Of Stars 1982-2012』をリリースするなど、充実した音楽キャリアを歩んでいるデヴィッド・シルヴィアン。

　そんなシルヴィアンは80年代半ばより写真家としても活動し、90年代からはサウンドとアートを融合させたインスタレーションを各地で開催するなど、ミュージシャン以外でもその芸術の才能を発揮していますが、単独の写真展は今回が初となるそう。

　この写真展は、2008年に生産を終了したインスタント・フィルム（ポラロイド）のカルチャーを後世に残そうと、ヨーロッパ／アメリカで開催されてきた“The Impossible Project”の東京版。ポラロイドならではのヴィンテージな味わいとともに、芸術家シルヴィアンの才能とセンスがあらためて堪能できる展示となっています。

　初日となる4月20日（金）のレセプション・パーティでは、シルヴィアン自身によりセレクトされた曲によるDJライヴも行なわれるとのこと。本人の来場予定はありませんが、視覚と聴覚とでどっぷりとシルヴィアンの世界に浸ってみてはいかがでしょうか？