2005/02/25掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
“壊れたヒップ・ホップ”ともいえる異端なスタイルで世に衝撃を与え、
ケミカル・ブラザーズや
電気グルーヴなどにも影響を与えた、エレクトロニック・ミュージック界の革命児、
ミート・ビート・マニフェストことジャック・デンジャーズ(写真は名盤『99%』)。その彼がプロデューサーとして参加した、
DJ Spookyと
スレイヤーのドラマー、デイヴ・ロンバルドとの共作アルバム
『Drums Of Death』がいよいよリリースされることに!
ジャック・デンジャーズはプロデューサー以外にも、ベースおよびギターとして参加しており、また
パブリック・エナミーの
チャック・Dがヴォーカルとして参加するなど、かなり豪華な内容となる予定。アルバムはUSにて4月26日にリリースが予定されており、また3月8日(US)には、チャック・Dをフィーチャーした「B-Side Wins Again」が
先行シングルとしてリリースされる予定です。
また、ミート・ビート・マニフェスト自身のニュー・アルバム『At the Center』もUSにて5月24日にリリースされる予定。アルバムは、これまで
アンチ・ポップ・コンソーティアムや
マシュー・シップなどの作品を発表してきた
Thirsty Earレーベルの好評シリーズ“The Blue Series”の一環でリリースされるもの。同シリーズは上品でありながら野蛮で、大胆かつ知的な作風が話題を集めているシリーズ。ジャック・デンジャーズはすべての楽器をひとりで手掛けるケースも多いですが、本作ではキーボードにCraig Taborn、ドラムにDave King、フルートにPeter Gordonをあえて起用しているので、これまでとは多少違った印象を受ける作品となるのかも? ファンはどちらもお忘れなく!
●DJ Spooky vs. Dave Lombardo (Slayer)『Drums Of Death』
(01) Universal Time Signal
(02) Brother’s Gonna Work It Out
(03) Quantum Cyborg Drum Machine
(04) Guitar DJ Tool Element
(05) Metatron
(06) Assisted Suicide
(07) Kulter Krieg
(08) Sounds From Planet X
(09) B-side wins Again
(10) Incipit Zarathustra
(11) A Darker Shade Of Bleak
(12) The Art Of War
(13) Terra Nullius
(14) Public Enemy #1
(15) Obscure Disorder
(16) Particle Storm
【参加メンバー】
・DJ Spooky: Turntable/Beats
・Dave Lombardo: Drums
・Chuck D: Vocals
・Vernon Reid: Guitar
・Jack dangers: Bass & guitar
・Additional Vocals: Dalek & Meredith Monk
・Produced by DJ Spooky & Jack Dangers