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パーティ・ロボットバンド「Z-MACHINES」と電子音楽の鬼才スクエアプッシャーが生み出した未来の音楽!

スクエアプッシャー   2013/09/05 15:10掲載
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パーティ・ロボットバンド「Z-MACHINES」と電子音楽の鬼才スクエアプッシャーが生み出した未来の音楽!
 若者カルチャーをリードしてきたアルコール飲料「ZIMA(ジーマ)」を取り扱うモルソン・クアーズ・ジャパン株式会社は、パーティ・ロボット・バンド「Z-MACHINES」(ジーマシーンズ)と電子音楽の鬼才Squarepusher(スクエアプッシャー)が生み出した「未来の音楽」の動画(youtu.be/VkUq4sO4LQM)を9月4日から公開しました。また同日より、「Squarepusher×Z-MACHINES」名義で、iTunes Store での楽曲の配信も開始されています。

 楽曲「SAD ROBOT GOES FUNNY」は、書き下ろしたSquarepusher自身が「“今回の試みはエモーショナルなマシーンミュージック”という新しい領域を開拓するものである」とコメントを寄せるように、Z-MACHINESの超人的な演奏能力を引き出した楽曲に仕上がっています。特に楽曲後半では、78本の指と12個のピックで、複数のメロディ・ラインを高速に奏でる超絶テクが存分に生かされています。さらに、この楽曲には無機的なマシーンのイメージを覆す、心を揺さぶられるようなストーリー性があり、まさに鬼才Squarepusherが未来に向かって新しい音楽ジャンルを切り開いた画期的な楽曲となりました。

 また、Z-MACHINESの演奏シーンを収めた動画制作を、「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」でも注目された気鋭のクリエイター、ライゾマティクスの真鍋大度氏が担当。クールでミニマルな世界観を表現するため、撮影用のロボットアームに取り付けられたカメラを用い、Z-MACHINESの細部を探索するような斬新なカメラワークで、ロボットの演奏する様を超至近距離で捉えました。これにより、Z-MACHINESの細部構造や音を出す仕組みが詳細に撮影されており、今まで見たことのない驚きに満ちた動画となっております。この「奇跡の動画」をぜひご覧下さい。



Squarepusher「SAD ROBOTGOES FUNNY」
〜Interview〜


――Z-MACHINESから楽曲制作のオファーについて初めて聞いたとき、どのような曲のイメージをまず思い浮かべましたか?

 「エンターテインメントのための機械にしか見られず、他の側面については世間から無視されていることを憂いてるロボットたちの姿がまずアイデアとして浮かびました。その悲壮感が彼らの音楽からにじみ出ているのですが、それが観客の心を強く動かし、なぜか人気の理由となってしまいます。でも観客が帰ってからは自分たちだけの音楽を演奏する。エンターテインメントの世界に入る前の若かりし日、おかしな動きでふざけていたことを思い出しながら、遊び心いっぱいに楽しそうに演奏するのです。だから曲の最初のセクションは観客に向けた哀愁漂う内容で、第2セクションは観客が帰った後のロボットたちが楽しんでいる様子、最後の第3セクションは観客が戻って再び悲しい感じの曲調になる、というふうに仕上がりました」

――なぜこのプロジェクトに参加されようと思ったのですか?

 「感情に訴えるようなパワフルな音楽は人の手で直接作られなければいけないという認識が当然のように受け入れられていますが、私はそう思いません。むしろマシーンで音楽を作るというアイデアに魅力を感じました。前提を覆せることが楽しいです。また、このプロジェクトはこのことについてもっと追究するには素晴らしいと思います」

――実際にこのプロジェクトに参加されたときのご感想をお聞かせください。

 「技術的な情報を手に入れるとすぐ作業に夢中になりました。3日ほどで曲が完成したと思います」

――作品についての想いをお聞かせください。

 「音楽を演奏するロボットが秘める多くのポテンシャルを追求した曲だと思います。ポリフォニーの可能性を自由に追求するためにギターサウンドをクリーンなまま(ディストーション無し)にしました。曲中のギターエレメントの大部分は4人のギタリストが演奏しているように作曲しましたが、実際の演奏には2本のギターしか使われていません。この曲にとどまらず、ロボットが奏でる可能性について他にもたくさん冒険したくなりました」

――Z-MACHINESとその演奏テクニックについてどう思われますか?

 「感心するレベルです。特にギターロボットの演奏が好きです」
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