ラッパーの
GADOROが、新曲「ラッパーなのに」を1月17日(火)にリリース。
「ラッパーなのに」は、綺麗事ではない、GADOROの吐く言葉の根元にある常にハングリーな気持ちを、GADORO自身の環境が変わっていく中でも変わる事のない、嘘偽りない言葉で曝け出しています。「負けた時にこそ、胸を張って生きていく」、愚かでも、無様な生き方でも、必死に生きていることこそが生き様になる。そんな不器用な人達の背中を強い力で押してくれるような楽曲となっています。
また、リリースに合わせて公開されたミュージック・ビデオは、近年、様々なアーティストのMVを手掛けている新進気鋭の映像作家、小林慎一朗が監督を担当。小林監督がかねてよりGADOROのMV制作を熱望しており、その想いが全て注ぎ込まれた映像は、リスナーの心を“底の部分”から持ち上げるかのように、自らも雨の中で歌うGADOROの姿が印象的な作品になっています。加えて、注目の若手ダンサーであるKosukeが、楽曲からインスピレーションを受けて躍動する姿も必見です。
そして、GADOROは、ニュー・アルバム『リスタート』を2月22日(水)に発売します。自身のレーベル「Four Mud Arrows」(フォーマッドアロウズ)の設立後初となる本作は、サウンド・プロデュースに
LIBRO、
hokuto、PENTAXX.B.F、ikipedia、Kiwy、S-NA、DJ RYU-G、LITTLE_D&GOWLANDを迎え、先行リリースした「ここにいよう」、「ラッパーなのに」を含む全13曲を収録しています。
[コメント]新たに独立という道を選んで動き始めたものの、正直右も左も前も後ろも分からない状態でした。そんな中での制作は本当に大変でしたが、立ち上げた新しいレーベル「Four Mud Arrows」の仲間達が自分のことを信じて頑張ってくれて、自分自身もその頑張りをこの目で見て力にして制作に向けての感情を保ちながら音楽を作ることが出来ました。そういった“レールの外れた列車から再出発する”という意味をこめて「リスタート」というタイトルにしました。新しいアルバムを発表する度に毎回最高傑作が出来たと思うんですが、今回も、今回こそ「韻贅生活」を超える進化を遂げた最高傑作が完成したと自負しております。アルバムを通して一貫して言えることは、全て宮崎の田舎町で平凡に生きてきた中での私生活や感情、風景、当時から現在に至るまでの考えをそのまま楽曲に落とし込んだということです。その中で自分自身が挑戦したことのないフロウだったり心地良いメロディや韻などを自分なりに意識しながらも、やはり自分の1番の武器であるリリックの内容を底上げしていきました。リリックについてはありふれた言葉ではなく分かりやすい表現。韻については自分と対極な生活、思想を描いてる人を皮肉を交えながらライムすることを意識してます。是非その辺りも意識して聴いて欲しいです。――GADORO