10月に来日公演も決定している米国のスーパー・ファンク・バンド、レタス（LETTUCE）が、新作アルバム『COOK』を12月3日（水）にリリースすることを発表。あわせて、新曲「Gold Teeth」をリリースしました。また、アルバム発売に先駆けて、10月に来日公演も決定しています。

　キーボード兼ヴォーカルのNigel Hallは、「しばらく温めていた曲なんだけど、ようやくみんなに聴いてもらえて嬉しいよ」とコメント。ドラムのAdam Deitchは「これは、俺とShmeeansが一緒になって“ファンキーな何か”を作り出したときに起きることなんだ」と述べ、トランペットのEric“Benny”Bloomも「この曲は90年代のPrinceやChaka Khanの強いヴァイブスを感じる」と賛同しています。

　アルバム『Cook』は、レタスの音楽的な熱量を示すだけでなく、ファンク、ソウル、ジャズ、ロック、ヒップホップといった多彩な要素を融合した“食卓”へリスナーを招く作品。ウータン・クランのGZAやレゲエ・レジェンドのジギー・マーリーとのツアーを経て、バンドがさらなる音楽的探求を行っていることを示すものです。

　今年初め、レタスはColorado Symphonyとの共演によるライヴ・アルバムおよびコンサート映画をリリースしました。その一方で、ジェイムス・ブラウンとそのバンドThe JB’s、タワー・オブ・パワーやメイシオ・パーカーら偉大な先人たちへの敬意を込めた、レタス独自のファンク・サウンドも健在。本作の楽曲は、6人のメンバーにとって五感すべてを刺激する“栄養満点の一皿”のような仕上がりとなっています。

　Deitchは「このアルバムは、これまでの作品よりも立体的な内容になっている。バンドのさまざまな側面が現れていて、プロダクションやアレンジにおいてもより深く掘り下げている」と語っています。

　また、レタスはワインブランド「Lettuce Red Crush」「Orange Crush」をAquila Cellarsとのコラボレーションで同時展開。これに伴いレシピ本とワイン・ペアリングを収録したアナログ盤も登場します。また、ワインのプロデュースは、BloomとZoidisが手がける流通会社「Benny & Zoid Selections」によって行なわれ、オンラインで全米配送も可能となっています。

　さらに、2026年のツアーの一部では、ファンクと料理を愛するファンのために「Cookin’ with the Band」と題したVIP体験が提供されることも決定。対象は1月および2月の全公演で、内容はリハーサル見学、セットリスト投票権、先行＆割引付きグッズ購入、カスタムエプロンやレシピブック、サイン入りツアーラミネートパスなどの限定グッズが含まれます。1公演につき限定75名の枠で、詳細はレタスの公式サイトをご確認ください。






Photo by Jay Sansone