ロンドンを拠点に活動するプロデューサー / シンガー・ソングライターで、1月にデビュー・アルバム『ファミリア』を発表したリザ・ロー（Liza Lo）が、ライヴEP『ファミリア：ライヴ・アット・ギアボックス』を8月1日（金）に発表します。このアルバムから、「A Messenger（Live At Gearbox）」が公開されています。

　1年間にわたるツアーの後、リザ・ローはロンドンにあるギアボックスのスタジオに帰り、ショーン・ローガン（g）、クリス・ラビッツ（b）らとともに、アルバム『ファミリア』収録曲から「A Messenger」「Confiarme」「What I Used To Do」の3曲をライヴ録音しました。1965年製のスチューダーのテープ・レコーダーC37と、デッカ・ツリーのマイク・セットアップにより1/4インチ・テープにレコーディング。完璧さよりもフィーリングを優先した、温かく、親密なサウンドを聴くことができます。

　このライヴEPについて、リザ・ローは「この1年間、これらの曲をライヴで演奏してきたことで、まったく新しい命が吹き込まれた。ステフ（・ストリングス）のUKツアーでオープニングを務めたとき、ギター2本に絞ったライヴ・セットが、レコーディングされたアルバムとどれだけ違っていたかを覚えている。多くの人たちから、この曲のライヴ・ヴァージョンやもっと親密なヴァージョンはないかと聞かれた。この1年間、ライヴで演奏することで多くのことを学んだし、自分の音楽を今後どのように聴かせたいかについて、まったく新しい見通しを持つことができたの」と語っています。


Photo by Luis Vidal