昨年、創業（結成）15周年記念公演を最後にリーダー・総支配人であるマリアンヌ東雲（歌と電気オルガン）以外、全従業員（メンバー）の退職（脱退）を発表し、今年2月に新体制で営業再開する旨を伝えたキノコホテルが、東京キネマ倶楽部で行われる創業16周年記念公演を目前に控えた6月14日（水）に新作アルバムをリリース。

　前作『マリアンヌの密会』から約2年ぶり9枚目のアルバムとなる、今作のタイトルは『マリアンヌの教典』。全作詞・作曲・編曲を担当するマリアンヌ東雲が書き下ろした新曲9曲と、昨年配信リリースした「アケイロ」の新録を含む全10曲が収録となります。一人になったマリアンヌ東雲が、選りすぐりのパートタイム従業員と共にこれまでと変わらぬスタンスで更に貪欲に独自の音楽世界を追求していく、キノコホテル新章の幕開けにふさわしい1枚となっています。

　不定期営業で開催している「スナック東雲」札幌支店（5月22日［月］）、大阪支店（5月29日［月］）ではアルバムダイジェストを先行公開予定。そして、5月19日（金）にはアルバム収録曲から1曲先行配信が予定されています。

　コロナ禍、そしてバンド内の大きな変革をものともせず前進し続けるキノコホテルの営業再開。是非目撃しておきたいところです。