ジミー・ペイジ(g)、ロバート・プラント(vo)、ジョン・ポール・ジョーンズ(b)、そしてドラマーは、故ジョン・ボーナムの息子であるジェイソン・ボーナム!と、全ての役者が揃ったレッド・ツェッペリン。12月10日(ジミー・ペイジが指を骨折したため、当初の予定より延期)英ロンドンのO2アリーナにて一度限りのライヴを行ないました。「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」を皮切りに、「ランブル・オン」「ブラック・ドッグ」「フォー・ユア・ライフ」、「トランプルド・アンダー・フット」「俺の罪」「ノー・クォーター」などなど、全16曲/125分に及ぶ、狂熱のステージングを披露したとのこと。そもそもこのコンサートは、昨年12月に死去した、アトランティック・レコードの創設者アーメット・アーティガンを偲ぶチャリティであったことを、覚えている人はどれぐらいいたのでしょうか……。
誰しもの心に宿るダンスな衝動。その衝動を90'sに爆発させた“テクノ×ロック”の代名詞、アンビリーヴァブルなEPSOM MAD FUNKERSこと、EMFがついに復活。12月18日、ロンドンのスカラにて約5年ぶりにメンバーが集結したライヴを行ないました。メンバーのザック・フォーリーは亡くなっているため、今回のベーシストにはポップ・ウィル・イート・イットセルフ/ベントレー・リズム・エースのリチャード・マーチが参加。バッキバキのビートを奏でていた模様。2008年の夏には、いくつかのフェスティバル出演も計画……なんて情報もありますので、期待大!
KULARA〜THERE IS A LIGHT THAT NEVER GOES OUT〜BLEW〜JUST ONE DAY〜DOUBLE BOGYS……などなど、ここ日本でも涙ちょちょぎれの復活劇が続いた2007年。そのなかでも特筆すべきは“KASHIWA CITY HARDCORE(K.C.H.C)”を掲げ、シリアス&ユーモアの激烈サウンドを轟かせていたヌンチャク! コンプリートBOXセット『ヌンチャク アーカイヴス 〜もうふぶかない〜』のリリースにともない、恵比寿Liquidroom/柏Aliveの2会場にてライヴを行ないました。“超ヴァイオレント”という言葉どおり?に、むしろ現役時代よりも演奏が上手くなっていたという奇跡の2夜を披露。惜しくも見逃してしまった貴方は『Reunion Live LIQUID OR ALIVE』(2008/2/6発売)でガマン。
グラフィック・デザイナーの立花ハジメ、イラストレーターの中西俊夫、スタイリストの佐藤チカを中心に、1977年に結成。ニューウェイヴ/テクノ・ポップ黎明期をスタイリッシュに牽引したプラスチックス。10月29日、恵比寿Liquidroomにて一夜限りの再結成ライヴを行ないました。デビュー・シングル「COPY/ROBOT」はRough Tradeより発表するなど、スタート時から世界視野で活躍していた彼ら。“レジェンド”というべき、圧倒的な存在感は今も変わらず。当日、対バンとして出演していた小山田圭吾(THE CORNELIUS GROUP)を交えた、「20th Century Boy」に笑顔満面。
世間体は気にせずマイペース。えっちらおっちらと創作活動に打ち込んでは、ふいに名盤/珍盤/激烈盤!を発表するカート&クリスのカークウッド兄弟。そんな彼らが在籍していたミート・パペッツが2度目の再結成を果たし、ニュー・アルバム『Rise To Your Knees』を7月に発表しました。公式サイトを覗けば、まったく意味不明のポーズでおくるアーティスト写真がポツポツと。カークウッド兄弟のなめらかなアゴ曲線を愛でつつ、めくるめくジトジトとしたサウンドを聴けば、深遠なるアメリカン・インディー・シーンを分かりきった気分になるとかならないとか。必携です。
2000年にザック・デ・ラ・ロッチャが脱退、残ったメンバーは元サウンドガーデンのクリス・コーネルを迎え入れ、オーディオスレイヴとして活動(クリスの脱退により、2007年2月に活動がストップ)。DJ SHADOWとの「March of Death」をWebで発表するものの、遅々として進まないザックのソロ活動のせいか? ファン待望の出戻りが実現! メンバー全員が合流し、コーチェラで復活。2008年には再来日公演も実現することとなったレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。90'sのミクスチャー/ラウド・ロックの先鋒ともいうべき蠢くグルーヴと“反体制”なその姿勢、見事紙ジャケ化を果たしたディスコグラフィを聴いて復習しておきましょう。
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