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新国立劇場バレエ団、12年ぶりの上演となる「火の鳥」ほか3本立ての公演「バレエ・コフレ」を開催

2025/01/29 13:45掲載
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新国立劇場バレエ団、12年ぶりの上演となる「火の鳥」ほか3本立ての公演「バレエ・コフレ」を開催
 新国立劇場バレエ団は、3月14日(金)から3月16日(日)までの3日間、東京・新国立劇場 オペラパレスで3つの演目からなる公演「バレエ・コフレ」を開催します。上演されるのは、バレエ・リュスの代表作「火の鳥」、ウィリアム・フォーサイスが振付した「精確さによる目眩くスリル」、クラシックバレエのレッスンをオマージュした「エチュード」。「宝石箱」を意味するフランス語の「コフレ」を公演名に冠し、宝石のような3作品を楽しめます。チケットは発売中です。

 バレエ・リュスの創始者セルゲイ・ディアギレフの依頼でストラヴィンスキーが作曲した「火の鳥」は2013年以来、12年ぶりの上演。ロシアの民族色濃い物語と音楽に、振付を担当したミハイル・フォーキンはロシアの民族舞踊の要素をふんだんに取り入れました。気高く孤高の火の鳥、魔王カスチェイの手下たちのダイナミックな踊りなど、短い作品ながら緊張感あふれる踊りが披露されます。

 「精確さによる目眩くスリル」は時代の先端をいく作品を創作してきたウィリアム・フォーサイスによる、クラシックバレエへのオマージュが込められたプロットレス・バレエ。クラシックバレエの型とテクニックが用いられつつオフバランスと多重心が多用され、ダンサーたちによる身体の強靭さと柔軟さが見られます。

 「エチュード」はデンマークの振付師ハラルド・ランダーによるクラシックバレエのレッスンをオマージュしてつくられた作品。1948年にデンマーク王立バレエで初演されました。バレエダンサーの練習は、ウォームアップから始まり、小さな動きから徐々に身体を大きく動かしていきます。本作ではそれと同様、バーを使った踊りから広がりのある動きへと展開し、スリリングな回転とジャンプで幕を閉じます。

 「精確さによる目眩くスリル」と「エチュード」は新制作。音楽はいずれの演目もマーティン・イェーツ指揮東京交響楽団です。


Photo by Takashi Shikama
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