今年も〈短冊CDの日〉の開催が7月7日(月)に〈短冊CDの日 2025 -シングルCDの祭典-〉として決定。第1弾発売予定アーティストが発表されました。
「短冊CD」とは、1990年代に大流行した8cmシングルCDが七夕飾りの短冊のような見た目であることから、それにちなんで呼ばれるようになったもの。現在でも全国に多くの愛好家が存在しており、日本レコード協会による統計では2024年の8cmCDの生産数は32万6千枚(前年比175%)と2年連続で大幅に伸張、インディーズや自主制作盤なども取り扱う大手CDチェーンにおける短冊CDの新譜取扱い数は2022年まで一ケタであったものの、23年は約80タイトル、24年は約50タイトルとここ数年で急増しています。
〈短冊CDの日〉は、この短冊パッケージを通じて、令和に活動するアーティストの音楽とCDショップを盛り上げていこうというイベント。2023年の初開催では
大滝詠一の大ヒット曲「
幸せな結末」の復刻リリース、2024年には
H Jungle with t『
WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜』の復刻も行なわれています。
3年目を迎える2025年は、
高中正義が1976年に発表した記念すべき1stシングル「スイート アグネス」のリイシュー作品や、
GOOD BYE APRILのライヴの鉄板カヴァーとして人気である
ブレッド&バター「ピンク・シャドウ」とバンドのソングライティングに多大な影響を与えた大滝詠一「Velvet Motel」の新録カヴァーも収録した「Velvet Motel/ピンク・シャドウ」が発売。
そのほか、
ザ・ファントムギフトの
サリー久保田がトータル・プロデュースする
Wink Music Service、1年目の短冊CDの日から参加しているアイドルの
3776や
Tnakaといった近年短冊CD作品を精力的にリリースしているアーティストも多数ラインナップ。さらに、映画『
ハウルの動く城』の作画監督をはじめ、数多くのアニメ作品に携わってきた
山下明彦の描き下ろしイラストによるメイン・ヴィジュアルと、「人生変えちゃう歌がある」のキャッチフレーズでイベントを盛り上げます。
このヴィジュアルについて短冊CDの日 運営事務局の木田亮介は「今年の〈短冊CDの日〉にも、たくさんの素敵な作品が集まりました。誰かの人生を変えちゃうような、衝撃的な出会いがあるかもしれない。今年の七夕が、そんな出会いのきっかけになりますように」とコメントを寄せています。
〈短冊CDの日〉参加タイトルはタワーレコードやディスクユニオンなど全国のCDショップ店頭、または各オンラインショップにて、5月7日(水)以降順次予約受付がスタート。
なお第2弾エントリー作品は6月に発表される予定。また、エントリーは5月末日まで受付けているとのこと。詳細は『短冊CDの日』オフィシャル・サイトをご確認ください。
[第一弾発売予定アーティスト]高中正義 / GOOD BYE APRIL / Wink Music Service / 小田桐仁義 / 平野友里(ゆり丸) / Tnaka / リリー&マリー / THREE WILL / しらい / 体育館ミューズ / 惑星通信社 / スワンスワンズ / 3776 / SISSY SPACEK / NECROPOTENCE / 大河内あきな / GREAT INVADERS / kito-mizukumi rouber / ダダダムズ / INCAPACITANTS / GASOLINE / さかさまJr. / TOKIMEKI RECORDS / 菅野可南子 / 小日向由衣 / TAMAYURAM / 小日向まお / Poula / and more…
(順不同 / 敬称略 / 参加アーティストは変更になる場合があります)[メインビジュアルに込めた想い]人生で初めて買った音楽ソフトは、小学生の頃、短冊CDでした。
それから数えきれないほどの音楽に出会い、彩られ、支えられてきました。
あの音楽に、あの歌に出会っていなかったら、いまの自分はいない。
きっと、それぞれの人生に、それぞれのいろんな音楽が在ると思います。
今年の「短冊CDの日」にも、たくさんの素敵な作品が集まりました。
誰かの人生を変えちゃうような、衝撃的な出会いがあるかもしれない。
今年の七夕が、そんな出会いのきっかけになりますようにーーー。――短冊CDの日 運営事務局 木田亮介