国内外のジャズ・アーティストが集い、ジャズを既存イメージや理論から外して自由なものとして捉えることを試みる、全5回からなるライヴ・シリーズ〈晴れたら空にジャズ!〉が6月23日(月)から東京・代官山 晴れたら空に豆まいてで開催されます。
各日、意外な組み合わせのDJ / セレクターも参加。往年のジャズ喫茶が提供していたカレー、ウイスキー、コーヒーなどもメニューに並ぶ予定です。予定されている公演は以下のとおり。チケットは全公演発売中です。
6月23日(月)
増根哲也 & HARD TIMES / DJ:足立'PANIC'壮一郎(PANICtracks)。長い歴史をもつ横浜キャバレー・シーンで演奏した最後の世代にあたる増根哲也が、ブラス・セクションを擁する6人編成のユニットで出演。ゲストに越路よう子(vo)を迎え、ティッジ・レコードが70年前後に録音したソウル・ジャズ路線へのオマージュも込めたステージを披露します。
6月24日(火)ECHO UNITED 6 / DJ:DJ DOVE。マルチ演奏家で名ドラマーである森俊也が率いるECHO UNITED 6は、ワンドロップ、ダウンビート・シーンのファーストコールが豪華に勢揃いした凄腕集団。スカ、ロックステディ、ルーツ、ダンスホールなどさまざまなジャマイカ音楽をベースに、ジャズもエレガントに香る唯一無二のバンド・サウンドを披露します。
6月25日(水)
謝明諺 INVITES THE JAPAN FREE JAZZ LEGENDS(ゲスト:
纐纈之雅代〈sax〉、
永武幹子〈p〉) / DJ:
DJ HOLIDAY。台湾を代表するジャズ・サックス奏者、謝明諺(シェィ・ミンイェン)が、
山崎比呂志(ds)、
大友良英(g)、
須川崇志(b)とのカルテットで出演。ライヴ・アルバム『Punctum Visus -視角-』を7月2日(水)に発表する4人が纐纈之雅代(sax)と永武幹子(p)をゲストに迎えます。
6月27日(金)
宮之上貴昭&
大井貴司 SPECIAL LIVE with Guest:
ウィリー・ナガサキ / DJ:
小野雄大。
ウエス・モンゴメリーのスタイルを継承するギタリストの宮之上貴昭と、M.J.Q.の
ジョン・ルイスに声をかけられ1982年のモントレー・ジャズ・フェスティバルに出演するなど国内外で高く評価される大井貴司(Vib)の2人が、若手実力派ベーシスト、三嶋大輝と出演。ゲストに日本を代表する打楽器奏者のウィリー・ナガサキを迎えます。
7月11日(金)TOKYO LATIN SOUL SESSION(Band for King of Latin Soul, JOE BATAAN JAPAN TOUR 2024) / DJ:TRASMUNDO DJs、SHIN MIYATA。連日大盛況だった2024年9月の
ジョー・バターン来日公演で、ジョー・バターンをバックアップした凄腕の演奏家、
池田雅明(tb)、島田直道(tb)、ウィリー・ナガサキ(perc)、
大儀見元(perc)、
佐藤誠(g)、
あびる竜太(key)、澁谷和利(b)、
加納樹麻(ds)が再集結。ジョーの人気ラテン・ソウル・ナンバー、ニューヨークのヴィンテージ・マンボ、米西海岸の洗練されたラテン・ジャズなどを披露します。